カーシェアリング、マイカーどっちがお得?気になる料金や使い勝手を徹底比較!
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こんにちは、最近めっきり車を運転する機会の減ったライターのかごめです。
最近それほど運転しなくなってきたので、今話題のカーシェアリングサービスが気になりつつあります。
やってみるとお得とはよく聞くのですが、マイカーと比べてどこがお得なのかもわからないし・・・。
それに、実際どんなシステムか私自身よくわからないので、悩んでいるところなのです。
そこで今回は、せっかくの機会なのでカーシェアリングとマイカーを持つ場合ならどちらがお得になるか、を調べてみました!
ということで、まずはカーシェアリングの料金制度やメリット・デメリットなどを解説し、その後マイカーを持った場合についても同様に確認していきます。
その上でカーシェアリングを利用した場合とマイカーを持つ場合のコスト比較や、どんな場合にオススメになるのかを改めて考えてみました。
是非みなさんもご自身の今の状況に合わせて、どちらが最適なのか判断していただければ、と思います。
車に乗る機会がある人なら必ずお役に立つ内容なので、是非ご覧ください!
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まずは基本を確認!カーシェアリングとはどんなサービス?
では、カーシェアリングとはどんなサービスなのか、基本事項を確認していきましょう。
カーシェアリングは必要なときに使えるサービス!
カーシェアリングとは、複数の人で同じ車を利用するシステムのこと。
会員になって利用料を支払えば、必要なときに必要なだけ、ピンポイントで車を使える便利なサービスです。
月極駐車場を借りないでいいし、車検やメンテナンスの心配もしなくていいんです!
だってすべてカーシェアリングの会社がやってくれるから。
例えば
という時は、一緒にサービスを利用している友だちから車を借りることがあると思います。カーシェアリングでは、文字通り車をシェアする感覚で車を使うことができるんです。
カーシェアリングの基本的なシステム登録の流れ
- まずはカーシェアリングの会社に会員登録。
- 最寄のステーションの空き状況をチェック。
- 車を使いたい日時に予約。
- ステーション(カーシェアリング専門の駐車場)に車を取りに行く。
- 会員証でドアロック解除、利用者認証を行いエンジンスタート!
- 約束の時間にステーションへ車を返却!
ちなみに、車の空き状況や予約はすべてオンラインでチェックできるので便利♪
サービス申込したときに発行した会員証はICカードになっているんですね。
この会員カードが鍵の代わりになっているんです。
会員それぞれ自分のカードを持っているから、いちいち鍵を取りに行く必要がないのもいいですね!
気になる料金システムを詳しく解説!
カーシェアリングを利用するには、いくつかの料金が発生します。
大まかに分類するとサービスを申込むときの初期費用、固定費、利用する度にかかる変動費の3つです。
もちろんカーシェアリングの業者によっても若干異なりますが、基本的にはこの3つの構成になっています。
カーシェアリングの料金システムの詳細
- 入会金
- カード発行費
◆固定費
- 月額使用料:プランによって異なるが、ある程度時間料金など利用料が含まれている。
◆変動費(利用料)
- 時間料金:15分単位など、時間単位で発生する利用料金。
- パック料金:6時間や12時間など、やや長めの時間を利用するときの料金。
- 距離料金:走行距離によって発生する料金。(業者によっては時間料金のみ)
代表的なカーシェアリングサービスについてご紹介!
実際にはどれくらいの料金がかかるのか気になりますよね。
ここでは代表的なタイムズ、カレコ、オリックスカーシェアリングに絞って調べてみました。
※個人利用のプランで比較しています。
タイムズカープラス
タイムズカープラスは業界トップのシェアを誇るカーシェアリングサービスです。
距離料金がなく時間料金のみというシンプルな料金体系もいいですね。
- 初期費用:1,550円(カード発行料として)
- 月額使用料:1,030円(無料利用分がセット)
- 時間利用料:ベーシックプラン15分単位で206円
- パック料金:6時間4,020円から
- 例:マツダデミオを1日2時間、月10日使用⇒月額合計:16,480円
カレコ
カーシェアリング業界に参入してまだ日は浅いカレコ。
実は三井のリパークと連動して展開しているので、ステーション数はものすごい勢いで増えているんですよ!
首都圏に特化したカーシェアリングですね。
- 初期費用:1,500円
- 月額使用料:980円(翌月から発生、無料利用分がセット)
- 時間利用料:コンパクトカーで10分130円
- 距離料金:15円/km(コンパクトカー)
- 例:ホンダフィットを1日2時間、月10日使用(走行距離合計100km)⇒月額合計:17,100円
オリックスカーシェアリング
オリックスはレンタカーでもお馴染みですね。
時間料金は割高になりますが、基本料がかからないプランがあるのが魅力です。
使う月と使わない月で利用状況にばらつきがある人に向いています。
- 初期費用:1,000円
- 月額基本料:2,000円
- 時間料金:15分200円
- 距離料金:15円/km
- 例:マツダデミオを1日2時間、月10日使用(走行距離合計100km)⇒17,500円
結局どっちがお得なの?カーシェアリングVS.マイカー徹底比較!
カーシェアリングもマイカーも、それぞれの良さがあります。
いったいどこが優れているのか、比較してみましょう!
カーシェアリングのメリット・デメリット
まずは、カーシェアリングのメリット・デメリットを述べていきますね。
カーシェアリングはメリットも多いですが、やはり不便な点もいくつかあります。
カーシェアリングのメリット
- 月極駐車場を契約しなくても良いし車庫証明も不要!
- メンテナンスや洗車も業者任せで楽チン!
- さらに保険も車検も全部業者任せで楽チン!
- 気分や目的に合わせて好きな車種を選べる!
やはり、費用面ではカーシェアリングの方が圧倒的に有利ですね!
カーシェアリングは必要な時だけ利用して、その分の料金を支払えばいいのです。
都会では駐車場を借りるのも一苦労なので、現実的にマイカーを持つのはかなりの贅沢でしょう。
目的に応じて車種を変えることもできるため、カーシェアリングなら、新車では到底購入できそうもないグレードの車に乗るチャンスもありますよ♪
また、大切な車の管理はすべて管理会社がやってくれるのも大きなメリットですね。
それに、カーシェアリング会員は本当に必要なときだけ車を乗るだけOKなので楽なのも良いです◎
カーシェアリングのデメリット
- 都合のいいところにステーションがあるとは限らない。
- 予約が埋まっているときがある。
- 予約時間を守らないといけない。
カーシェアリングは利用者が集まらないとサービスが成り立たないので、やはりステーションは都会に集中しがち。
そのため、地方ではなかなか実現が難しいサービスでもあります。
また複数の会員でシェアする車なので、ペットはケージに入れる、あるいはそもそも乗せられないなどのルールも決まっています。
自家用車ではないので、どうしても自分の思い通りにいかないことが多いのはデメリットですね。
マイカーのメリット・デメリット
では、次はマイカーのメリット・デメリットについて述べていきますね。
マイカーのメリット
- 憧れの車を自分の所有物にできる!
- 自分の車だから好きなようにカスタマイズできる!
- 好きな時に好きなだけ、どこにでも乗れる!
- 利用頻度が多い場合は金銭的にもカーシェアリングよりもお得!
マイカーは何といっても自分が所有権を持つことができるのが魅力です。
だから気を使う必要がないんですね。
ペットを乗せて公園やドッグランに行ったり、病院へ連れていったりするのも自由です。
それにカーシェアリングのサービスがないところでも関係なく乗れるため自由度は高いです!
料金のことを考えたらカーシェアリングしかないと思うかもしれませんが、
例えば1ヶ月に80時間以上走行するとなると、タイムズでは65,000円を軽く超えてしまいます。
これなら思い切ってマイカーを所有した方がお得になるのではないでしょうか?
また、車好きにはやはり自分の車を持つのが憧れです。
やっぱり自分好みにカスタマイズするのが楽しいんですよね!
マイカーのデメリット
- 車を購入する初期費用・ガソリン代のような毎月の維持費・任意保険料など多額の費用がかかる。
- 自動車税を納める必要がある。
- 家や職場などの駐車料金がかかる。
マイカーを持つ最大のデメリットは多額な費用がかかってしまうということ。
マイカーを持つには、様々な料金がかかります。
まずは購入する時にかかる初期費用、そして毎月かかる費用、さらに定期的に発生する費用や突発的に発生する修理費などがあります。
任意保険はもちろん加入するのは自由なのですが、万が一のことを考えればやはり入っていた方が無難です。
そして、自動車税は排気量によっても額が異なります。
ファミリー層に人気のコンパクトカーだと1001cc~1500ccですが、年に34,500円もかかります。
1500ccを超えると年に39,500円になり、排気量が500cc増えるごとに税金の額も増えていきます。
また、車を乗り続けるには車検も忘れてはいけません。
車購入時に支払っていた重量税は車検毎に支払う必要があります。
車検費用は車の状態や排気量、車の重さによっても異なり、10万や20万という費用がざらにかかります。
実際にマイカーを購入したら1年間でいくら必要?
では、補足となりますが、マイカーを購入するとかかる費用について説明していきますね。
車両本体価格100万円のコンパクトカーを購入したと想定し、1年間でいくらかかるのかを考えてみましょう。
- 初期費用:100万円+20万円=120万円
- 任意保険:6万円(30代以上、運転者は夫婦限定、ゴールド免許)
- 燃料代:9万円(燃費15km/L、レギュラー130円/L、1年で約10,000km走行で計算)
- 駐車料金:12万円
- その他消耗品代:2万円(オイル交換など)
合計149万円、1ヶ月当たり約12.4万円!
- 任意保険:6万円
- 燃料代:9万円
- 駐車料金:12万円
- 自動車税:3万9,500円
- その他消耗品代:2万円
合計約33万円、1ヶ月当たり2.7万円
- 任意保険:6万円
- 燃料代:9万円
- 駐車料金:12万円
- 自動車税:3万9,500円
- その他消耗品代:2万円
- 車検代:8万円
合計約:41万円、1ヶ月当たり3.4万円
このように3年間の合計はおよそ223万円、1ヶ月当たり約6.19万円になります。
これはあくまでも概算で、乗り方によっては燃費が悪くなり、燃料費が跳ねあがることもあります。
車検代も故障箇所があれば、もっと料金が高くなりますね。
任意保険料もネット見積を利用すればもっと安くなる可能性はありますが、事故歴があれば当然ながら高くなります。
また、車を購入するときにはローンを組む人も多いかと思います。
頭金のみカードローンで支払って後は現金払い、もしくは全額カーローン・・・。
様々な支払いケースがありますが、ローンを組めばその分の金利手数料がかかることも忘れないようにしましょう!
まとめ
マイカーもカーシェアリングも、それぞれに良さがあり向いている人とそうでない人がいます。
カーシェアリングに向いている人は、サービスの充実している都会に住んでいる人です。
残念ながら、地域によってカーシェアリングの広まりはばらつきがあります。
私が住んでいる沖縄県でも那覇市の一部では多くのステーションがありますが、その他の地域はまだまだというところ。
カーシェアリングは、自分にとって都合のいい場所にステーションがあり、さらに車の維持費をできるだけ低くしたいという人にはピッタリのサービスです!
対して、マイカーに向いている人は毎日のように車を使わざるを得ない人、地方に住んで車が必須な人。
カーシェアリングはもちろん便利なサービスなのですが、そのデメリットをしっかり理解した上で導入しないと、かえって損をしてしまうことも。
マイカーも中古を大事に乗り続ければ、費用をもっと押さえることも可能。
いずれにしても、自分が車を使うときにはどのようになるんだろう?としっかりとシミュレーションして選ぶことが大切ですね!
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ライター紹介

静かな暮らしをしたいけど冒険にも憧れる主婦です。好きなものはアメコミ、音楽、映画、粉モン料理・・と色々と興味は尽きません!