本嫌いだったうちの子を本好きにさせた方法とお勧めの絵本10選
スポンサードリンク
こんにちは、ホイコーローです。
先日、小学3年生になる息子が泣きながら国語の教科書を読んでいました。
『学校で何かあったのかしら・・・』と心配で、恐る恐る聞いてみると、教科書に載っていた“サーカスのライオン”という話を読んで涙が出たとのことでした。
学校ではまだ習っていない所なんですが、気になるお話は先にどんどん読んでいるんだそうです。
このように、今では自ら本を読むことが大好きな息子。
ですが、実は元々は本が大嫌いな子供でした。
本嫌いだったうちの子供がどうして本を好きになったのか?
今回は、子供に本に興味を持たせる為に、私なりに試行錯誤していった方法と、その時に役にたった絵本も紹介したいと思います。
スポンサードリンク
そもそも本嫌いになったのは、私が原因だった・・・!
私は本が好きな方なので、子供ができたら『読み聞かせをしてあげたいな~』と張り切っていました。
しかし、それに反して、読み聞かせを嫌がり、本を読むならテレビを見たり、他のことで遊ぶ方がいいと、本が嫌いな子供になってしまいました。
子供がそんな態度なので、私も嫌気がさし諦めていたのですが、絵本や子育てのアドバイザーの意見をみると、私自身が子供に本が嫌いになるように仕向けていたんです。
- 『ちゃんと聞いて』と言ったり、読み始めたら最後まで読み切ろうとしていた・・・
- 自分好みの絵や感動や名作など親の読んで欲しい本を選んでいた・・・
- 寝る前など集中して聞けない時に読み聞かせをしていた・・・
- テレビばかりではダメだと思い、無理やり絵本タイムを作ってしまっていた・・・
- 子供の手が届かない本棚に絵本を置いていた・・・
本に興味を持ってもらう為に行った「方法」とそのきっかけとなった「絵本」
【その1.】 絵を見るだけで楽しめる本で慣れさせた。
一度嫌いになったものを好きにするのはとっても難しいですよね。
まずは、本に慣れるのが一番と思い、絵を見るだけで楽しめる本を選びました。
「ミッケ!―いつまでもあそべるかくれんぼ絵本」
「冒険! 発見!大迷路 恐竜王国の秘宝」
いろんなアイテムを探す“ミッケシリーズ”も“迷路遊びもできる大迷路シリーズ”もどちらも1ページ見るだけで終わっても構いません。
親としても読んであげるというよりも、一緒に楽しく遊ぶことができる本でした。
大迷路シリーズは小学生になった今でも欲しがるぐらい大好きですよ。
「コんガらガっち どっちにすすむ?の本」
遊べるという本では、“コんガらガっちシリーズ”も好きでした。
どっちに進むかを指でたどっていく絵本なので、読む度に物語も変わって何度でも遊べます。
文字も少なめだし、たどって遊ぶだけでも楽しめ、1人で本を開く時もありました。
さすが、ピタゴラスイッチのスタッフが作った本だけあってキャラクターも展開もおもしろいですよ。
これらの本は、おもちゃ箱の横においていつでも手が届きやすいようにしておきました。
【その2.】体を使って遊べる本で『読んで~』と自ら興味を持たせた
「ピッツァぼうや」
”ピッツァぼうや”というこの絵本は、主人公ピートがピザ生地になりお父さんたちとピザごっこをするというお話ですが、我が家はたまたま1歳の誕生日プレゼントで頂きました。
最初に読んだ時は、まだ小さかったせいか、反応もいまいちで、私もあんまり面白くないなと思い、当分本棚でほこりをかぶっていました。
幼稚園に入って久々読み返したんですが、読んだ直後に、『ピートみたいにピザにして!』と大はしゃぎ!
ピザごっこをしたくて、『本読んで~』と自ら持ってきてくれるようになりました。
ただし、ピザごっこは意外と体力がいるので、ぜひパパに一緒に読んで欲しい1冊ですね。
【その3.】同じクラスのママ友によく読む絵本をリサーチした
絵本ってたくさんあって選びきれませんよね。
そこで幼稚園の同じクラスのよく遊ぶ子のママにどんな絵本を読んでいるのか聞いてみました。
「うんこ!」
PTA会長も務めるようなママ友が勧めてくれたのがこの“うんこ!”という絵本で、最初は正直ちょっと不安でした。
でも、『うんこ!』というだけで大笑いの幼稚園児には、タイトルと表紙だけで食いつきがいい!
しかもストーリーも面白く、最後はハッピーエンドでオチもよく、読み聞かせしてても楽しかった絵本です。
【その4.】子供が自分で読むならよく見るアニメの本が読みやすかった
そろそろ読み聞かせではなく、子供自身で読んでほしい・・・。
そう思った時に選んだのがアニメ化されている本です。
アニメでみたことあると、キャラクターやストーリー展開なども分かっているので、読みやすいし、手に取りやすいんです。
絵本が原作でアニメになっていたり、逆にアニメから絵本になっているものはたくさんあります。
うちの子は、「バーバパパ」や「おでんくん」の絵本にはまりましたね。
「おばけのバーバパパ」
「おでんくん」
【その5.】シリーズ化している本で続けて見るようになった
シリーズ化された本を選ぶことで、『次も!』や『他のも!』と続けて本を読む習慣ができるようになりました。
「バムとケロのおかいもの」
「かばんうりのガラゴ」
紹介している“バムとケロシリーズ”と“ガラコシリーズ”は、ストーリーも面白いし、それぞれの本に別のキャラクターが潜んでいたりするのを見つける楽しみもあるんです。
このように、だんだんと絵本を読むことに慣れ、楽しさも分かってもらえ、今では本が大好きになりました。
小学生に入ってからは、「かいけつゾロリシリーズ」にハマりました。
「かいけつゾロリ きょうふのようかいえんそく」
児童書ですが、半分が絵なので、読んであげても1時間もかかりません。
子供が好きなギャグ満載ですし、たまに遊べるコーナーが出てきたりなどと、飽きずにとても読みやすいんですよ。
今では一緒に本屋さんや図書館によく行きます。
帰ってそれそれが借りたり買った本をゴロゴロと読む休日はとても楽しく、本を好きになってくれてよかったな~と思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このようにおすすめ本を紹介しましたが、必ずしも本嫌いの子供全てに合うとは限りません。
そこでおすすめなのは、図書館を利用することです。
私が住んでいる所の図書館ではネットを利用して予約ができ、揃ったらメールで連絡が入ります。
日曜や祝日も開いているので、気になる絵本を予約し簡単に借りることができますよ。
絵本も意外と高いので、買って1度しか読まないではもったいないですからね。
図書館を上手く利用し、子供が興味を示すか試してみましょう。
まずは、本に触れることに慣れることから親子で始めていきましょうね。
また、最初に息子が泣いたと紹介した“サーカスのライオン”も実は絵本なんですよ。
本に興味が出てきたらぜひ、親子で読んでみてくださいね。
「サーカスのライオン」
スポンサードリンク
ライター紹介

コーラ・ドーナツ・駄菓子などジャンクフードが未だやめられない主婦です。 趣味はネットショッピング&マンガ。 特技は欲しい物をより安く見つけること!