他人事じゃない!あなたが多重債務者になる確率は1.3%~8.7%

あなたが多重債務者になる可能性は1.3%~8.7%!

ナターシャよ。

どんな人でも今までに一度は、「多重債務になったら大変なことになる!」「人生めちゃくちゃになってしまう!」というようなことを聞いたり、読んだりしたことってあると思うのよね。

でも、実際のところカードローンやキャッシングというものに手を出したら「どれぐらいの確率で多重債務者になるのか?」というのはハッキリ聞いたことも無いと思うのよ。

みんな危険性を謳うばかりで実際のところ「どれぐらいの確率で?割合で?」というのはあまり語られてないのよね。

だから今回の記事ではこの数値的なところをしっかり説明していこうと思うの。

この数字を見てどう思うか?は本人次第だけど、どちらにしても他人事では無いことは少なくとも分かると思うし、ぜひ参考というか身を引き締めるキッカケにしてほしいと思うわ。

ズバリ!カードローンに手を出したら1.3%~8.7%の確率で多重債務者になる!

ホントに?
ホントだよ。
初めてカードローンを利用するっていう人を100人並べるとするじゃない?

そしたらそのうちの1人〜8人は何年か後には確実に多重債務者に陥ってしまっているのよ。

多重債務者なんて自分には関係ないと考えている人がほとんどだと思うけど、実際カードローンを利用した人の何人かは確実に多重債務者に陥っているのは紛れもない事実なんだよ。

なるほど。

でも、1.3%~8.7%って結構な幅があるけどこれはどういうこと?

そうだよね。結構幅があるよね。
もちろんこれには理由があるんだ。

多重債務者になる確率が「1.3%~8.7%」と幅があるのはどうして?

ズバリ、何件の借入がある人を多重債務者と呼ぶか?という前提によって確率がグッと変わってくるからなんだよ。

具体的には、金融庁では5件以上の業者から借入がある人のことを多重債務者って呼ぶようにしているんだけど、その5件というのを基準にした場合には、多重債務者になる確率は1.3%なんだ。

なるほど。
8.3%というのは?
金融庁の「5件以上の業者」という基準はちょっと甘いんじゃないかと個人的に思ったから、少しハードルを下げて「3件以上」というラインで考えてみたの。

その場合の数字が8.3%。

要は、3件上の業者から借り入れがある人も多重債務者と考えた場合、カードローンに手を出した人の8.3%が多重債務者に陥るってことね。

なるほどね。
でも1.3%だったら大丈夫っぽい気がするけど、そこはどうなの?

ポイントは確率じゃなく自分が「その1人」になるかも?という危機感を持てるか

そうね。1.3%つまり、100人の内の1.3人ということだから確率としては低いわよね。

ただし!

100人のうち1.3人、200人のうち2.6人、300人のうち3.9人が確実に多重債務者に陥るって考えたらどう?

しかも、2件とか3件の借入じゃなく「5件以上の業者から借金がある多重債務者」になるわけだから。

そう考えたら怖くないかしら。
「その1人」に自分になる可能性も十分あるんだから。

確かに・・・。

100人に1人は国(金融庁)も認めるれっきとした多重債務者になってしまうわけだから・・・。

ただ昔に比べれば随分減ったのは確かなのよ。

カードローンが原因で多重債務者になる確率は昔に比べ10分の1以下に激減している!

そうんなんだ。減ったんだ?
ちなみにどれぐらい減ったの?
めちゃくちゃ減ってるわよ。

2007年の2月と2014年9月を比べると・・・借入5件以上の多重債務者になる確率はなんと!10分の1以下に激減しているのよ。

具体的には、2007年2月だと「15.1%」とめちゃくちゃ高い確率だったのに2009年9月には5.79%。2014年9月には1.3%まで減っているの。

数字の根拠

下記の資料(※)を基に算定

計算式

(全体登録者件数÷借入件数5件以上の多重債務者数)×100

  • 2007年2月
  • (1770000人÷11720000人) ×100 =15.1023891%

  • 2009年9月
  • (800000人÷13800000人) ×100 =5.79710145%

  • 2014年9月
  • (160000人÷11820000人) ×100 =1.3536379%

※資料

確かに激減してるね!
でもどうしてこんなに減ってるの?
ズバリ、理由は3つあるんだよね。

カードローンを利用した人が多重債務者に陥る確率が激減したのには3つの理由があった!

1つ目は、「貸金業法」という法律が改正されて年収の3分の1を超える額を消費者金融から借りられなくなったからなんだ。

いわゆる「総量規制の導入」ってやつ。

「総量規制」というのは「借金の総量」を「規制する」っていう意味で、要は一定の額以上のお金を借りられないように法律で制限をかけたんだよね。

具体的には、年収の3分の1を超える額(複数の業者からの借入を合計した額)を消費者金融から借りれなくしたんだよ。

そうすることで自然と返済能力を超えた貸付けが行われなくなり、その結果として多重債務になる人が少なくなったのよ。

つまり、消費者金融がユーザーにバンバンお金を貸しまくってたのが原因で多重債務者が激増したから、それを国が規制したってことね。

なるほど。
2つ目は、「過払い金返還請求」や「債務整理」というのが一気にメジャーになったことで多重債務状態から抜け出せた人が増えたから、というもの。
要は司法書士や弁護士を通して借金整理を行なったり、払い過ぎた金利を返還してもらう請求を行うことで借金が減ったり、借入件数が減った人が増えたのよね。

それまでは5件以上の借入があった人が借金の整理や過払い金の返還請求により借入件数が減り「多重債務者の定義」から外れた。というのが具体的なところね。

3つ目は、2007年4月に政府が「多重債務問題改善プログラム」というものを導入したことで、これを利用して多重債務問題を解決する人が増えたから。
要は、それまで誰にも借金問題を相談できなかった借金問題を相談しやすい体制にしたり、プログラムの導入により職員自体の相談スキルが上がったり、関係各所や専門家との連携が上手くできるようにしたことで借金問題が解決に至るケースが増えたって訳ね。

首相官邸という政府の中枢がこの問題解決に乗り出したという点からもどれだけ国が本気だったのか?というのもわかるわね。

「多重債務問題改善プログラム」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/saimu/kettei/070420/honbun.pdf

ただし甘くみてはいけない!今でも借入3件以上の多重債務者になる人は100人中、8人もいる!

ちなみに計算の根拠は以下の通りね。

下記の資料にある通り、現在カードローンやキャッシングに関する借金がある人の人数が1182 万人で、そのうち3件以上の業者から借入がある人は103 万人だから、「103万人÷1182万人×100」で8.7%ってことになるわ。

信用情報提供等業務に関連する統計 3ページ
https://www.jicc.co.jp/vcms_lf/141121release.pdf

なるほど。

確かにこの資料の通り、カードローンやキャシングに手を出した人の100人のうち8.7人は、その後3件以上の業者から借りるようになるってわけだから・・・そう考えると怖いわね。

そう。

最初は1つの業者から10万円程度のお金を借りただけかもしれないわね。

だけど月日が経つごとに色々な事情が重なって借りる頻度が増え、他社からも借りるようになり、気がつくと3件以上の業者からお金を借りてしまっている状態になっているのよ。

この辺りの「どうして人はダメだと分かっていても多重債務者になってしまうのか?」というのは以下の記事で詳しく解説しているわ。

詳細に理由を説明しているからぜひ参照してみて。

人はどうしてダメだと分かっていても多重債務に陥ってしまうのか?

まぁ基本的には2社から借りるようになってしまった時点ですでに「危険なシグナル」が出ていると言えるんだけど一応、ここでは3社以上から借りている人を多重債務者と定義して計算したのよね。

その結果、5社以上だったら1.3%だけど、3社以上というようにハードルを少し下げるとなると一気に確率が高まるのよ。

要はキャッシングやカードローンに手を出した人の100人に8.7人は3件以上の業者からお金を借りる多重債務者になるってこと。

そうね。
冷静に考えて3社以上のカードローンからお金を借りている状態って、ちょっと普通じゃないかも・・・

3件以上借入がある人の平均借入残高はなんと108万円!その時点で立派な多重債務者と考えるべき!

だから私としては、3件以上の借入があれば立派な多重債務者だと言っても良いと思うのよね。

というのも、3件以上の借入がある人の平均借入残高(一人あたりの借りているお金の平均額)も「108万2000円」と結構な額になっているからよ。

確かに5件以上の借入がある人の平均借入残高は198万3000円とさらに高額だから、それと比べると2分の1程度だけど、それでも「108万2000円」の借金って相当な額だだと言えるわよね。
というか視点を少し変えて考えてみて欲しいんだけど・・・

3社から総額108万円を借りている状態の人がその後「198万3000円」の額に到達しちゃうのって、ある意味「時間の問題」というか、そうなる確率って結構高いと思うのよね。

特にコチラのページで説明した「借金返済を他社からの借り入れで補う自転車操業状態の人」なんてあっという間にそうなると思うのよ。
だから金融庁の定義でいうところの「借り入れ5件以上の多重債務者」になる確率は1.3%と確率的には少ないけど、決して甘く見てはいけないのよね。

一歩間違えたら誰でもそうなる可能性はあるんだから。

実際にカードローンやキャッシングでお金を借りた人の22%はその後、2社目から借りるようになり(平均借入額80万4000円)。

さらに2社目で借りた人の39.5%は3社目からも借りるようになる(平均借入額108万2000円)ことはデータからもハッキリしているんだから。

た、た、確かに。

理由はどういうものかわからないけど2社から借りるようになった人の4割がその後3社から借りるようになっているというのはデータが示しているし、しかもかなりの確率で凄くリアルで怖いですね。。。。

そう。その危機感が大事なの。

他人事じゃなく、自分自身もそうなるかもしれないと思って、慎重すぎるほど慎重になってカードローンは利用しないといけないのよ。

なぜなら、今まで話してきたことは実際のデータで証明されている事実なんだから。

決して他人事じゃないのよ。

なるほどです。

今日も為になるレクチャーをありがとうございました。

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