家賃滞納中でも引越しは可能!ただし家賃を時効で逃げ切るのは無理

家賃滞納
ミカサ

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家賃を滞納してしまい、引越しを考えている人にとって気になるのは、「家賃滞納中に引越しはできるのか?」「滞納中の家賃から逃げられるのか?」ということですよね?

結論から言うと、家賃滞納中でも引越しは可能ですが、滞納中の家賃から逃げきることは現実的には難しいです。

今回の記事では、なぜ家賃滞納中に引越しは可能なのか? なぜ滞納中の家賃を時効で逃げ切ることが難しいのか?について徹底解説します。

なぜ、家賃滞納中に引越しは可能なのか?

結論から言うと、家賃を滞納していることを次の家主や管理会社に知られる可能性が低いからです。
誰しも、家賃を滞納することがわかりきっている人には家を貸したくはないですよね。

でも、現状のところは、家賃を滞納しているかどうか?を調べる仕組みがないのです。

調べる仕組みがない以上、家賃を滞納していることを新しい入居先である家主や管理会社に知られることがないため、滞納中でも引越しができると言えるのです。

ただし、1つだけ例外があり、新しい入居先の家主や管理会社、保証会社が同じ場合には家賃を滞納している事実がバレてしまう為、引越しが難しくなります。

家主や管理会社、保証会社が同じということは、当然、家賃を滞納していることが把握できるからです。

把握できるということは、入居を申込んだとしても家賃滞納の事実がバレてしまいますよね。

そのため、引越し前と引越し先の家主や管理会社、保証会社が同じであれば滞納の事実がバレてしまい、引越しすることができなくなるというわけですね。

もしも、滞納中でも引越しをしたい場合は、今の家主や管理会社、保証会社が関わっていないところを探すようにしましょう。

なぜ、滞納中の家賃から逃げきることは出来ないのか?

滞納中の家賃から逃げきることは非常に難しいです。

家賃は時効を成立させることで逃げることができますが、それには滞納から5年の経過が必要となります。ですが、この時効を成立させるのは簡単ではないのです。

と言うのも、時効というものは、「家賃を支払う姿勢を少しでも見せる」ことや、「訴訟を起こされる」ことで簡単に進行が止まってしまうからです。

時効の進行が止まるというのは、これまで進行した時効が無くなり、また新たな時効が始まるということです。

例えば、以下のような場合には時効の進行が止まってしまいます。
  • 滞納中の家賃を一部でも支払った場合
  • 支払っていなかったとしても、家賃を支払う意思があるとことを相手に示した場合
  • 訴訟を起こされた場合
  • 家賃を請求する内容証明を受け取った場合

※内容証明については受け取ってから6か月以内に訴訟を起こされた場合に限り、内容証明を受け取った日にさかのぼり時効が止まってしまいます。

滞納中の家賃を一部でも支払った場合は当然のこと、支払っていなかったとしても、口頭にて「来月には支払う」と答えてしまったり、念書などに署名した場合にも時効は止まり、再度5年が経つのを待たなくてはならないのです。
また、家主から訴訟を起こされた場合にはその時点でアウト。

仮に、一切支払う意思を相手に示していなかったとしても、訴訟を起こされた時点で時効は完全に止まってしまいます。

そして、裁判所から家賃の支払いを求める判決が出ると、時効は5年ではなく10年に延長されて始まります。

訴訟を起こすかどうかは家主次第になるため、滞納者側ではどうすることもできません。

それならば裁判に参加しなければ良いのではないか?と考える人もいるかもしれませんが、その手も使えません。

何故なら、裁判に参加しなかったとしても判決を出すことは可能だからです。
そのため、いわゆる「夜逃げ」にて逃げ切ることもできません。

このように、時効を成立させるのは簡単ではない為、家賃の滞納から逃げきることは現実的には難しいのです。

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