これは滞納しちゃダメ!延滞で信用情報が傷つく料金一覧
本コンテンツには、紹介している商品・商材の広告(リンク)を含む場合があります。
これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。
ただし、特定の商品を根拠なくPRするものではなく、当編集部の調査/ユーザーへの口コミ収集などに基づき、公平性を担保した情報提供を行っています。
> 提携企業一覧
うっかり延滞してしまった!
そんな時、心配になるのが信用情報への悪影響。
具体的には、延滞することで信用情報が傷ついてしまい、クレジットカードや各種ローンの審査に通らなくなってしまうんじゃないか? という心配ですね。
ということで、延滞で信用情報が傷ついてしまう料金と傷つかない料金を一挙紹介!
巻末には、FP監修者からのアドバイスコメントも掲載しているので参考に。
まずは結論から! 信用情報が傷つく支払いと傷つかない支払いの一覧!
まずは結論だけをダーッと並べますね。
気になるものをタップしてもらえれば、それぞれの解説部分へジャンプすることが出来ます。
信用情報が傷つくもの
傷つかないもの
傷つくもの
傷つくもの その1.クレジットカード代金
信用情報を語る上でのメインになってくるのがクレジットカードの料金。
延滞日数によって「傷つくか傷つかないか」や「傷の程度」は異なってくるものの、どちらにしても、延滞により信用情報に悪影響を及ぼすのがクレジットカードの代金になります。
なお、何日・何回ほど延滞したら信用情報が傷つくのか? このまま延滞し続けたら最後はどうなるのか? 支払う現金が無い! という方は下記の記事を参考にしてください。
クレジットカードを延滞したらどこの信用情報が傷つく?
日本には、CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つの信用情報機関があります。
CICは、主にクレジットカード会社が加盟している信用情報機関で、JICCは貸金業者とクレカ会社がメイン、KSCはその名の通り、銀行などの金融機関がメインの信用情報機関になります。
クレジットカードの料金を滞納した場合には、このうちのどの信用情報が傷つく可能性があるか?
メインは、CIC。
何故なら、割賦販売法という法律にて、クレジットカード業務を行う会社は、「CIC」に加盟することが義務付けられているからですね。
なので、クレカを延滞した場合には、まずCICが傷つくことは覚悟しなければなりません。
では、その他の2つ、JICCとKSCはどうなのか? というと…
こちらは、契約しているクレカの発行元が、JICCやKSCに加盟しているか? によって変わってきます。
発行元がJICC、KSCの両方に加盟している場合には、JICC、KSCの信用情報も傷つくことに。
クレカの延滞でKSCが傷つく可能性は?
KSCに加盟しているクレジットカード会社は非常にまれなので、KSCの情報が傷つく可能性は低くなります。
具体的に影響があるのは、「アメックス」と「JCBカード」(地方銀行と提携して発行しているJCBカード)、それから、一部の大手銀行が発行しているクレジットカードですね。
三菱UFJ銀行とりそな銀行は、銀行自体がクレジットカードの発行業務も行っているので、そういったカードを延滞した場合には、KSCの信用情報も傷つくことになります。
JICCが傷つく可能性は?
KSCに比べ、JICCは、傷つく可能性が高くなります。
理由は単純で、JICCに加盟しているクレカ会社が多いからですね。
なお、発行元がどこの信用情報に加盟しているか? は簡単に調べることが可能です。
CIC、JICC、KSCがそれぞれがHPにて加盟会員を公開しているので、そのリストを見れば良いのですね。
CICの加盟会員一覧
JICCの加盟会員一覧
KSCの加盟会員一覧
持っているクレカがCICにしか加盟していないからといっても、安心してはいけない
何故なら、CICとJICCは、「FINE」という情報共有ネットワークにて、お互いの信用情報を共有しているからです。
その為、片方にしか加盟していなかったとしても、FINEにて両方の信用情報を取得することが出来てしまうのですね。
つまり、実質的にはCICに延滞情報が載った時点でJICCもアウトということになります。
傷つくもの その2.銀行のローン
ひとことで「ローン」と言っても、銀行のローンと銀行以外のローン(信販会社が取り扱うローンなど)があります。
ここで取り上げるのは、銀行のローンですね。
住宅ローンや車のローン、教育ローンなど様々な名称のローンがありますが、とにかく、ここでの話題は、「銀行が貸主」であるローン。
カードローンに関しても、銀行が発行しているものはここに入ってきます。(三井住友銀行カードローン、みずほ銀行カードローン、楽天銀行スーパーローンなど)
また、政府が100%出資している「日本政策金融公庫」も銀行ですので、こちらに該当してきます。
銀行のローンを延滞したらどこの信用情報が傷つく?
メインは、KSC(全国銀行個人信用情報センター)ですね。
ただ、銀行のローンを延滞したら必ずKSCの信用情報に載るのか? というとそうではありません。
結局のところは、借入を行っている銀行がKSCに加盟しているかどうか? で結論が変わってくるのですね。
CICの場合は、クレカ業務を行う業者は必ずCICに加盟することが義務付けられていましたが、KSCの場合は任意。
よって、全ての銀行がKSCに加盟している訳ではないのですね。
ただ現実的なことを言うと、銀行でKSCに未加盟なところはほとんどない為、銀行のローンを延滞した場合にはKSCの信用情報が汚れると考えた方が良いでしょう。
CICは?
一部の大手銀行の場合には、CICに加盟してることもあるのですが、どちらにしても、銀行が銀行法という法律に基づき直接、貸付を行う場合は、CICの取り扱う契約内容ではないため、CICには載らないことになっています。
ただ、銀行から借り入れを行う場合、間に保証会社が入ることも多く(例えば住宅ローンなど)、その場合は、保証会社との契約内容が別途、CICに載ることになります。
もちろん、その保証会社がCICに加盟していなければ載ることは無いのですが、実際には多くの保証会社が加盟しているので、間に保証会社を挟んでいる場合には、延滞情報がCICにも載ることが多いのですね。
ただ、延滞したら直ちに信用情報に載る訳ではなく、あくまでも保証契約なので、長期延滞などで保証会社が銀行に変わって返済を行う(代位弁済)などが無い限り、信用情報には影響がないことになります。
JICCは?
CICとは違って、銀行が加盟していることも多く、また、銀行のローンもJICCの取り扱う契約内容のため、延滞してしまった場合には、JICCの信用情報が傷つくことになります。
また、保証契約もJICCが取り扱う契約内容なので、保証会社との契約も信用情報に載ることになります。
傷つくもの その3.銀行以外のローン
名称に関わらず、とにかく銀行以外が貸主であるローンがこちらに該当してきます。
例えば、どういうのがあるのか? というと…
信販会社のカーローンや美容ローン、大手消費者金融や信販会社が発行しているカードローン、街金での借入など。
あとは、クレジットカードに付いているキャッシング機能にて借入した場合も、こちらに該当してきます。
また、一部の貸金業者の場合には、住宅ローンを扱っていることもあるのですが、こちらも貸主が銀行ではない為、該当していきます。
非銀行系のローンを延滞したらどこの信用情報が傷つく?
ズバリ、メインはJICCとCICですね。
何故なら、貸金業を営む業者は、貸金業法という法律により、CICもしくはJICCのどちらかに加盟することが義務付けられているからです。(両方に加盟することも問題なし。)
なので、非銀行系のローンを延滞した場合には、JICCとCICの信用情報が傷つく恐れがあります。
なお、現実的には両方の信用情報が傷つく可能性が高いといえます。
何故なら、CICとJICCの両方の信用情報機関に加盟しているところが多いからですね。
ちなみに、クレジットカードのところでも説明したとおり、JICCとCICはFINEという情報共有システムにてお互いの信用情報を共有しているので、仮に片方の機関にしか加盟していなくても、FINEにて両方の信用情報を取得することが出来てしまいます。
KSCは?
可能性としては非常に低いのですが、こちらも傷つく可能性があります。
というのも、KSCの加盟会員というのは銀行など金融機関がメインですが、一部、貸金業者も加盟していることがあるからですね。
例えば、「アルヒ(株)」という貸金業者は、住宅ローンを扱っていたり、「(株)かんそうしん」というところはゴルフローンなどを扱っていたりするのですが、これらの会社からの借入を延滞した場合には、KSCの信用情報も汚れることになります。
傷つくもの その4.スマホ・携帯・Wi-Fi端末などの分割購入料金
例えば、iPhoneなどの高額スマホやUQ WiMAX、Y!mobileやWi-Fi STATIONなどがこちらに該当してきます。
これらの端末代金を通話料や通信料と一緒に、分割で支払っている場合には、注意が必要。
何故なら、それらの支払いを延滞すると信用情報が傷ついてしまうからです。
実は、それらの端末の分割払いは、「個別割賦」といって、クレジット契約と同じように取り扱われるため、契約した会社が信用情報機関に加盟している場合には、延滞することで信用情報が傷ついてしまうのですね。
実際に、ソフトバンクとドコモは、CICとJICCに加盟していますし、au(KDDI)もCICに加盟しています。
また、最近人気のWi-Fi端末を販売しているUQコミュニケーションズ(WiMAX)やヤフー(Y!mobile)もCICに加盟してます。
スマホ・携帯・Wi-Fi端末などの分割購入料金を延滞したらどこの信用情報が傷つく?
通信会社がどこの信用情報機関に加入しているかで変わってきます。
CICに加盟しているのが、ソフトバンク、ドコモ、au(KDDI)、UQコミュニケーションズ、ヤフー。
JICCに加盟しているのが、ソフトバンク、ドコモの2つ。
なお、KSCについては、どこの通信業者も加盟していない状態となっています。
ちなみに携帯料金の滞納は信用情報が傷つく他にも様々なリスクが存在します。
別のサイトですが、滞納によるリスクについて解説されている記事がありますので、気になる方は参考にしてみてください。
傷つくもの その5.保証契約に基く請求
保証契約とは、主たる契約者が借入金などを返済しない時に、保証人が主たる契約者に代わって、借金を返済しなければならない義務が発生する契約のこと。
ローンの連帯保証人が最も有名ですよね。
誰かの保証人になり、保証契約に基づく請求を受けた場合で、それを延滞してしまった場合には、信用情報が傷つくことがあるのです。
ポイントは、あくまでも、保証契約に基づく請求を受けた場合で、さらに、それを延滞してしまった場合に限るという点ですね。
単に、「主たる契約者が延滞した時点」や「保証契約に基づく請求を受けた時点」では、信用情報に影響はないということです。
どこの信用情報が傷つく?
主たる契約者が借りている銀行や会社がどこの信用情報機関に加盟しているか? で変わってきます。
ただ、JICCについては、法人の連帯保証人(代表取締役の人が法人が受けた融資の連帯保証人になるようなケース)になった場合にだけ、信用情報が登録されるので、主たる契約者が個人の場合には、延滞してもJICCには載らないのですね。
KSCについては保証は保証でも「連帯保証人」になった場合にだけ、KSCの信用情報に掲載されることになります。
ただ、保証契約といえば十中八九、連帯保証契約のことを指すので、現実的には載る可能性の方が遥かに高いと言えます。
CICには特に制限はなく保証契約であれば全て載るので、延滞してしまった場合には信用情報が傷つくことになります。
傷つくもの その6.リース契約
最もメジャーなのが、車のリース契約でしょう。
車をローンで購入するのではなく、あくまでも、リース契約にて借りて乗るような場合がこれに該当してきます。
あとは法人がコピー機や複合機をリースしていることも多いですね。
リース契約の延滞ではどこの信用情報が傷つく?
KSCはリース契約を取り扱っていないのでこちらは対象外になります。
CICとJICCは、リース契約も取り扱っているので、リース契約を結んだ会社がCICやJICCに加盟していれば、延滞により信用情報が傷つくことになります。
場合によっては傷つくもの
場合によっては傷つくもの その1.家賃
最も意外なのが家賃ではないでしょうか。
結論からいうと、これに該当する人は少ないと思いますが、条件を満たした場合には滞納で信用情報が傷つく場合もあるのですね。
具体的には、賃貸契約の際に間に保証会社(CICやJICCに加盟している)が入っている場合がこれに該当してきます。
ただし、一般的な保証会社が間に入らない賃貸契約や保証会社がはいるもののその会社がCICやJICCに加盟していない場合は、対象外となります。
では、何故、CICやJICCに加盟している保証会社が間に入っている場合には、信用情報が傷つく恐れがあるのかというと…
そのままですが、その保証会社との契約は、保証契約になるからです。
家主と結ぶ賃貸契約の他に、別途、保証会社と家賃保証契約を結んでいるのですね。
そして、保証契約はCICやJICCが取り扱う契約の内容になるので、家賃保証業務を営んでいる保証会社と契約した場合には、その内容が信用情報に載るのです。
ただ、家賃を延滞したらすぐに信用情報が傷つくかというと、そうでもありません。
あくまでも個々の保証会社の基準によりますが、2ヶ月・3ヶ月の長期延滞を起こしたことにより、保証会社が代位弁済(本人に代わって家賃を支払う)を行ったような場合に、初めて信用情報に影響が出てくることになります。
家賃滞納でどこの信用情報が傷つく?
これも家賃保証業務を営んでいる会社がどこの信用情報機関に加盟しているか? で変わってきます。
CIC、JICCに加盟している業者をまとめてみたので参考にしてみてください。
なお、いずれの会社もCICとJICCにダブルで加盟しています。
- (株)セディナ
- (株)ジャックス
- (株)クレディセゾン
- (株)エポスカード
- (株)オリエントコーポレーション
- (株)Casa
- ケン賃貸保証サービス(株)
- あんしん保証(株)(アプラス、ライフカードと提携)
見て頂いた通り、クレジットカード会社や信販会社がほとんどを占めているのですね。
こういった会社は、クレカやローン事業の他に、家賃保証事業も行っているのです。
場合によっては傷つくもの その2.奨学金
奨学金を利用している全ての方が対象ではなく、また、信用情報が傷つくには一定の条件があるのですが、どちらにしても、現在かなりの人の信用情報に影響を及ぼしているのがこの奨学金の滞納問題。
スマホやWi-Fi端末の滞納と同じく、いま若者の間で爆発的に増えている信用情報トラブルですので、気を付けてもらいたいところです。
「対象者」や「信用情報が傷ついてしまう条件」などについても詳しく説明していますので、心当たりのある方は是非チェックして下さい。
対象者
国や地方公共団体、民間企業、あしなが育英会など…世の中には色々なところが奨学金制度を実施していますが、今回対象となっているのは、「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金のみとなります。
逆にいうと、それ以外の奨学金を利用している人は対象外ですので、仮に、延滞したとしても信用情報が傷つく恐れは無いのですね。
気になるのは、何故、JASSOのものだけが延滞したときに信用情報が傷つく恐れがあるのか?という点ですが、これはズバリ!
JASSOは日本三大信用情報機関のうちの1つである「KSC」に加盟しているからです。
だから延滞してしまうことで、KSCの信用情報が傷つく可能性があるのですね。
ただし、2009年3月以前からの利用者については、延滞しても信用情報が傷つかない場合もある!
そんなことあり得るの? と思われるかもしれませんが、実際にあるのです。
何故なら、JASSOは昔からずっとKSCに加盟していた訳ではなく、2008年11月に初めて加盟したからです。
そして、2009年4月以降に借入した人の分から信用情報への登録作業を開始したのですね。
なので、2009年3月以前に奨学金を受けた人は、信用情報への登録作業が開始されていない時期に契約した人になるので、延滞しても信用情報が傷つくことが無いのですね。
ただし、これにも例外があって…
JASSOは2009年3月以前の利用者を対象に、「個人信用情報の取扱いに関する同意書」という書類を送付しており、信用情報への登録について、任意ではありますが同意を求めているのですね。
残念ながら、この同意書に同意してしまった人はアウト!
2009年3月以前からの利用者であっても、延滞により信用情報が傷ついてしまう恐れがあるのです!
なお、2009年4月以降の利用者については、この「個人信用情報の取扱いに関する同意書」に同意することが奨学金を受けるための必須条件となったので、全ての方が対象者となっています。
この辺りの対象者について分かりやすく一覧表にしたので参考にしてください。
JASSOの奨学金の貸与を開始した時期 | |||||
---|---|---|---|---|---|
2009年3月以前 | 2009年4月以降 | ||||
信用情報の取扱いに同意した | 信用情報の取扱いに同意していない | 信用情報への登録あり | |||
信用情報への登録あり | 信用情報への登録なし |
何日?何ヶ月? 延滞したら信用情報が傷つくの?
ズバリ、これは決まっていて、延滞が3ヶ月以上に達した時点で信用情報が傷ついてしまいます。
JASSOのHPにも明確に書いてあるのですね。
逆にいうと、3か月未満の延滞であれば、信用情報は一切、傷つかないことになります。
参考:現在どれぐらいの人が3ヶ月以上の延滞を起こしているの?
あくまでも推計ではありますが、ある程度の数字を示すことは可能です。
2015年時点でのJASSOの奨学金の利用者数(貸与人員)は134万人。
そして、2015年末時点での返済期日の到来している債権の総額額は6兆4,803億円で、そのうち、延滞3ヶ月以上の延滞債権額は2,396億円となっているので、全体の3.7%の債権が3ヶ月以上延滞状態になっていることになります。
なので、利用者数134万人のうちの3.7%の人が3ヶ月以上延滞を起こしていると考えたとしたら・・・
概ね4万9,580人の人が3ヶ月以上の延滞状態に陥っていると推測することが出来ます。
あくまでも、債権の額から人数を推測しているので正確な数字ではありませんが、概ねの人数としてはそこまでズレてないようには思います。
傷つかないもの
傷つかないもの その1.スマホ・携帯・Wi-Fi・固定電話などの通話料・通信料
あくまでも通話料や通信料については、いくら延滞しても信用情報に影響が出ることはありません。
何故なら、それらの料金は、クレジット契約やローン契約、割賦契約などにより支払う義務がある料金ではないからです。
端末を割賦契約によって購入している場合には影響がありますが、通話料や通信料は対象外なのですね。
もちろん、端末を一括で支払い、通話料・通信料を毎月支払っているような場合も影響ありません。
傷つかないもの その2.フレッツ光やネットプロバイダーの利用料金・工事代金
フレッツ光の請求元が、CICに登録のあるNTTファイナンスであるため、心配になっている人が多いのですが、こちらも、信用情報には影響がない支払いになります。
開通時の工事料金を分割で支払うことも多々あると思いますが、これは単なる分割支払いであるため、割賦契約には該当しないのですね。
また、ルータなどの機器をレンタルし月額で支払っている人がほとんどだと思いますが、こちらもあくまでもレンタルなので、割賦やリースとは異なります。
ちなみに、どうやらフレッツ光の通信料は他よりも高いようです。
その理由は、通信量の内訳を見ればわかります。
フレッツ光の利用料そのものは、(マンションタイプの場合で)およそ¥3,800~¥4,000です。
しかし、実際の通信料には「回線利用料金以外の請求」が含まれています。
そのため、フレッツ光を利用している人は、結果的に「料金が高い」と感じることがあるのです。
・引用:PORTブロードバンド『フレッツ光の料金は高い?毎月の通信料を安くする3つの方法を紹介』
フレッツ光だと回線利用料金の他にプロバイダー利用料やオプション料金の負担が大きくなるのです。
通信料を負担に感じてるなら、フレッツ光から他の種類の光回線に乗り換え(転用)てしまうのもひとつの手ですね。
傷つかないもの その3.スカパーやオンデマンドサービスの視聴料金
こちらも対象外になります。
なお、チューナーをレンタルし、毎月支払っている人も多いと思いますが、これも、単なるレンタルなので、延滞したとしても影響はありません。
リース契約や割賦契約ではないのですね。
傷つかないもの その4.NHK受信料
はい。こちらも対象外です。
傷つかないもの その5.電気・ガス・水道などの公共料金
光熱費や公共料金関係やいずれも対象外となります。
一部の電気事業者やガス関係の会社が信用情報機関に登録しているため、心配になって検索している人がいるのですが…
これらの会社は、別途、クレジット事業やリース事業を行っている関係で信用情報機関に登録しているだけであって、光熱費や公共料金の支払いとは関係ないのですね。
もちろん、それらの事業者が取り扱っているクレジットやリースを延滞した場合は別ですが、光熱費や公共料金を延滞しても、信用情報が傷つくことはありません。
傷つかないもの その6.年金・健康保険・国民健康保険の保険料
公的な保険・年金関係も信用情報とは関係のない支払いになります。
滞納した際には、わりと強烈な措置を講じられますが、あくまでも、信用情報には影響しない支払いになります。
傷つかないもの その7.生命保険や損害保険の掛け金
他にも、自動車保険や損害保険、火災保険や地震保険、学資保険など様々な保険がありますが、いずれも信用情報には影響しない支払いになります。
傷つかないもの その8.府民税・県民税・市民税・都民税・道民税・区民税などの住民税関係
こちらも対象外です。
そもそも公共機関や市町村などは信用情報機関には加盟していないですし、信用情報機関が取り扱う契約内容とも合致することはないからですね。
傷つかないもの その9.自動車税・相続税・固定資産税などの税金関係全般
住民税関係と同じになります。
その他、ここに載っていない税金も全て対象外となります。
傷つかないもの その10.交通違反などの反則金・罰金関係
反則金や罰金関係を気にする人もおられますが、全て対象外となっています。
傷つかないもの その11.TSUTAYA・ゲオなどのレンタル料金
はい。これらのレンタル料金も対象外となります。
レンタルの料金であって、リースやクレジットなどとは関係ない支払いですからね。
また、TSUTAYAやゲオなどが信用情報機関に加盟していることもありません。
FP監修者からのアドバイスコメント
信用情報に傷がつくかつかないかも重要ですが、どんなケースにおいても支払いは滞納しないことが信用につながります。特に信用情報機関に掲載される場合はその後の人生を変える恐れもあるため、奨学金などの支払いは延滞させないようにしてください。
>>FP伊藤亮太氏の詳細