ドコモのスマホ料金を滞納したらいつ止まる?延滞で止まるのは1ヶ月後!
本コンテンツには、紹介している商品・商材の広告(リンク)を含む場合があります。
これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。
ただし、特定の商品を根拠なくPRするものではなく、当編集部の調査/ユーザーへの口コミ収集などに基づき、公平性を担保した情報提供を行っています。
> 提携企業一覧
ドコモ(docomo)のスマートフォンをご利用の方、毎月の利用料金はちゃんと支払っていますか?
今や、小中学生からお年寄りまで、幅広い層の方々がスマートフォンを当たり前に利用しています。
しかし、利用者層が広がったことと比例して、主に20代後半~30代の方々を中心に、スマホ利用料金を延滞してしまうケースが増えているのです。
今回はドコモのスマホを例に、延滞したらいつ止まるのか? をメインに徹底解説。
延滞直前の人も、既に延滞してしまっている人も、気になる情報を徹底網羅しているのでぜひ最後までチェックして下さい。
なお、「手元に現金がなく料金が支払えない!」という人は下記の記事を参照して下さい。
ズバリ、回線が止まるのは本来の支払日の1ヶ月後!
ドコモの利用料金を延滞した場合、本来の支払日から1ヶ月後に回線が止められることになります。
ドコモの支払い期日は、基本的に毎月末に設定されているので、1月分が未払いの場合は2月末に、2月分が未払いの場合は3月末に、回線が停止されるという流れになります。
締日 | 引落日(支払期限) | 回線停止日 |
---|---|---|
12月末日 | 1月末日 | 2月末日 |
1月末日 | 2月末日 | 3月末日 |
2月末日 | 3月末日 | 4月末日 |
ちなみに、何時に回線停止となるのかは、はっきりと決まっていません。
それもそのはず。
ドコモの利用者数は全国に数えきれないほどいて、その中には延滞してしまう人も少なくないのです。
回線停止は、延滞している人を対象に順次行われていくので、必ずしも決まった時間に止まるわけではありません。
回線停止になるまでの流れ
では、実際にドコモの利用料金を延滞した場合、回線停止までに何が起きるのか、順を追って見ていきましょう。
その1.再引落の通知メールが来る
口座引き落としで利用料金を支払っている場合、NTTドコモから「期日に引き落としができなかったため、再引き落としを行います」というメールが来ます。
ちなみに、再引き落とし日は、基本的に翌月15日です。
土日祝祭日と重なった場合は、翌営業日となります。
その2.翌月15日に再引き落としが行われる
①で受信したメールに記載されている期日に、登録している銀行口座から再引き落としが行われます。
この時点で未払い分の料金を口座に用意していて、無事に再引き落としができたら、延滞は解消されるので回線停止の心配はいりません。
その3.回線停止の予告メールが届く
再引き落としもできなかった場合、NTTドコモから「利用料金を支払わなかった場合、当月末に回線が停止します」と予告するメールが届きます。
なお、口座引き落とし以外の方法(クレカ・請求書払い)を利用している方は、請求日の翌月15日を過ぎた段階で、いきなりこのメールが送られてきます。
その4.払い込み用紙が届く
コンビニで支払いが可能な「払い込み用紙」が送付されます。
単純に入金を忘れていたというだけなら、すぐにでも最寄りのコンビニで清算を済ませましょう。
その5.通信回線が止まる
払い込み用紙が手元にあるにも関わらず入金をしていないと、予告メールに記載された日に通信回線が止まります。
※払い込み用紙が2枚ある場合は支払う順番に注意!
厄介なのは、延滞したまま月末を迎え、当月分の払い込み用紙が届いてしまった場合です。
例えば、1月分の支払いを延滞している状況で、2月分の払い込み用紙が手元に届いた状況ですね。
この場合、先に2月分を清算してしまうと、1月請求分は延滞したままなので、そのまま月末を迎えると見事に回線が止まります。
万が一、手元に払い込み用紙が2枚ある人は、請求日が古い方から先に清算しましょう。
回線停止を延ばしてもらうことは可能?
人によっては、どうしてもドコモの利用料金を用意できず、指定された期日までの支払いができないということもあると思います。
そんな状況では、回線停止を先延ばしにしてもらえないかと考えてしまいますよね。
しかし、残念ながら、ドコモは料金延滞による回線停止を先延ばしにしてくれません。
延滞による回線停止は、料金を精算することでしか回避できないのです。
家族のドコモも止まってしまう?
家族全員がドコモを利用している方は、ご自身の延滞が両親や兄弟の迷惑にならないか不安になるのではないですか?
実は、契約のパターンによっては、ご家族のドコモも回線が止まってしまいます。
①名義人・請求先が全て異なるパターン
ご契約時の名義人も請求先も違うなら、同居しているご家族には何の影響もありません。
延滞している方だけが、回線停止の対象となります。
②名義人は同じだが請求先が異なるパターン
この場合も、延滞した方のドコモだけが回線停止対象です。
ちなみに、再引き落とし日の通知メールや回線停止予告のメールも延滞している方のみに届きます。
③一括請求となっているパターン
一括請求となっている場合は、名義人が同じであろうが異なろうが、ご家族全員のドコモ回線が止まってしまいます。
一括請求された料金を延滞するということは、全員のスマホ利用料金を延滞するということだからです。
延滞を繰り返すと止まるまでの日数も早くなる?
人によっては、今回の延滞が初めてではないという方もいらっしゃるかと思います。
特に、請求書払いにしている方は、単純な支払い忘れによる延滞を繰り返してしまうケースも少なくないのでは?
何度も延滞していると、回線停止までの猶予期間が短くなるのではないか…不安になりますよね。
この点についてはご安心ください。
延滞を繰り返しているからと言って、回線停止までの猶予期間が変わることは有りません。
※ただし支払い方法が強制的に変更されるケースがある
回線停止までの猶予期間が変わることは有りませんが、延滞を繰り返すと、支払い方法が変更されることがあります。
具体的には、口座振替で支払っていた場合、強制的に「請求書払い」になってしまうのです。
ちなみに、支払い方法が強制的に変更されてしまうのは、3回連続で延滞を繰り返した時点です。
強制変更された支払い方法を口座振替に戻したい方は、改めて口座登録手続きをとらなくてはなりません。
回線停止後に緊急速報や災害ダイヤルは使える?
残念ながら、ドコモの場合は回線停止になると、緊急速報も災害ダイヤルも利用できなくなります。
通信回線そのものが使えないので、どこにも発信することができないのです。
ちなみに、auの場合は、通信回線が止まった際もサポートセンターのみ連絡することができます。
しかし、ドコモで回線停止となった場合は、サポートセンターである「NTTファイナンス」にすら電話することができません。
電話をかけてきた人に回線停止の件はバレる?
スマホ料金を延滞して回線が止まっているなんて、誰にも知られたくないですよね。
では、回線停止中に電話がかかってきた場合、相手の方にその事実は知られてしまうのでしょうか。
結論は、「勘が良い人にはバレる」です。
回線停止中のドコモの携帯・スマホに電話をかけると、「お客様のご都合により現在通話することができません。」という音声案内が流れます。
これは、着信拒否もしくは回線停止中に流れる案内なので、勘が良い人には事実に気づかれてしまう恐れがあるのです。
実は回線停止中でもwi-fiにつなげばSNSは利用できる!
最近は、ほとんどの人がLINEやtwitter、facebookといったSNSで連絡を取り合っています。
通信回線が止められたら、電話やメールができないことより、LINEが使えないことの方が困るのではありませんか?
ご安心ください。
通信回線が止められても、スマホをwi-fiにつなげれば、SNSを利用することは可能です。
SNSやアプリはネットにつながっていれば利用できるので、通信回線が止まったから決して使えなくなるというわけじゃないのです。
逆に回線停止中だと使えないサービスは何?
もちろん、wi-fiにつないだとしても、回線停止中は利用できないドコモのサービスもあります。
①通信回線を利用した電話やSMS
当たり前ですが、通信回線を利用する電話は使えません。
wi-fiにつないでLINE電話などを利用するという手もありますが、単純な電話そのものはできなくなるのですね。
また、通信回線を使用してメッセージのやり取りを行うSMSも使用できなくなってしまいます。
Eメールについては通信回線は関係ないので、wi-fiにつなげれば利用可能となります。(4GはNG)
②d払い(キャリア決済)
回線停止中というより、延滞した時点でd払いができなくなります。
日常的にd払いを利用している方などは、d払いができなくなった時点で延滞に気付くこともあるようです。
ちなみに、d払いは利用条件に「直近2ヶ月の支払いを期日通りしていること」というものがあります。
つまり、1度延滞してしまうと、3ヶ月後までd払いが利用できなくなるのです。
回線停止中にドコモのスマホを使うには?
延滞するということは、決して良いことではないです。
でも、回線停止となりスマホが利用できないと、人によってはとても困ったことになりますよね。
では、回線停止中はどうやってスマホを使えばいいのか。
ほとんどの機能は、先ほど説明した通り、wi-fiにつなげば利用することができます。
①ポケットwi-fiでネットにつなぐ
ポケットwi-fiをご利用なら、それを利用するのが一番良いと思います。
持ち運びができるので、わざわざwi-fiがつながる場所を探す必要もありません。
ただし、ドコモのポケットwi-fiを利用していてスマホ料金と一括で払っている場合は要注意。
何故なら、スマホの回線と一緒に、ポケットwi-fiの回線も止まってしまう為、ポケットwi-fiにつなぐことが出来なくなってしまうからです。
②フリーwi-fiスポットを探す
ポケットwi-fiを持っていない方が、回線停止中に外でスマホを利用するには、フリーwi-fiスポットを探すのが良いでしょう。
例えば、カフェ・ファミレス・ファストフードショップ・地下鉄の駅などは、多くの場合で無料のwi-fiが利用できるようになっています。
具体的には、以下のようなお店でフリーwi-fiが利用できます。
カフェ系
- スターバックスコーヒー:「at_STARBUCKS_Wi2」
- ワイヤ・アンド・ワイヤレス社の無線LANサービス:「Wi2 300」
- タリーズコーヒー:「tully’s Wi-Fi」
- 銀座ルノアール:「Renoir_Miyama_Wi-Fi」
コンビニ系
- セブン―イレブン:「セブンスポット」(デニーズでも利用可)
- ローソン:「LAWSON Wi-Fi」
- ファミリーマート:「Famima_Wi-Fi」
自治体系
- 東京都公式フリーWi-FIサービス:「FREE Wi-Fi&TOKYO」
- 京都市と連携した事業者が提供する無料Wi-Fiサービス:「KYOTO Wi-Fi」
- 大阪府内で利用できる無料の公衆無線LANサービス:「Osaka Free Wi-Fi」
ただし、フリーのWi-Fiでも、docomoが提供しているWi-Fiスポットは使うことが出来ないので注意が必要です。
具体的には、以下のwi-fiスポット。
イトーヨーカドー、エスプレッソアメリカーノ、オートバックス、ケンタッキーフライドチキン、バーガーキング、サンマルクカフェ
ただし、回線が止まっても大丈夫という考えは危険!
正直、電話とかメールなんて普段から使わない…
自宅にはwi-fiがあるし、出先でもなんだかんだ言ってフリーwi-fiを使ってネットを利用できる…
だからといって「回線が止まっても平気」という考え方だけは、絶対にやめた方が良いです!
何故なら、このまま延滞状況を続けていると、取り返しの付かない状態に陥ってしまう可能性があるからですね。
具体的には、信用情報がブラックになってしまい、あらゆるローンやクレジット契約に通らなくなったり、ドコモとの契約を強制解約されてしまう可能性があるのです。
この辺りの近い将来、どういったことが待ち受けているのか? に関しては、下記の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックして下さい。
既に延滞状態に突入している人はもちろん、延滞直前という人も、一度は目を通しておいた方が良い内容となっています。