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auのスマホ料金を滞納したらいつ止まる?延滞で止まるのは15日後!

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Mikasa:スマホの利用料金、きちんとお支払いができていますか?
いわゆるガラケーより端末代金も利用料金の高いスマートフォンの普及で、料金未払いが大きな問題となっています。

特に10代~20代の若年層に携帯代を払えない人が増えつつあるのです。
しかも滞納者の中には「携帯代の未払い=借金」という認識が恐ろしいほど欠如している人が多いのも事実。

契約した以上、ユーザーは料金を支払う義務が発生するのですから、支払いが滞れば、それは借金になります。

そしていずれは、携帯電話の「回線停止」「強制解除」に…。
ここでは、auを例に利用料金が支払えないと一体どうなってしまうのかをご説明します。

なお、「支払うお金が無い!」 という方や「延滞し続けたらどうなるのか?」を知りたい方は以下の記事を参考に。

ズバリ、本来の支払日から15日後に止められます!

利用停止になる日

Mikasa:auの場合、口座振替の実施日は毎月25日、もしくは月末(自宅のネット回線やら固定電話などをまとめて支払っている方はこちら)に設定されています。

その25日(月末)に支払いがなかった場合、いつ携帯が止まるのかというと・・・答えは、約15日。

そう、auの場合、本来の支払日から約15日後に回線が止められるのです。

Mikasa:気になるのは、「約15日」となっている点ですが、回線停止作業はシステムにて地域ごとに順次行っているためどうしても数日のタイムラグが発生してしまうのですね。

なので、約15日となっています。

15日後にピッタリ止まる人もいれば、16日後、17日後という人も中にはいるということです。

何時ごろに止められるの?

Mikasa:先ほども触れたとおり、ピッタリと「○月●日 〇時〇分」に回線停止が実施されるわけではないのですね。

「自分だけが払えていないのかも」と思いがちですが、日本中を見渡せば実はかなりの未納者が存在します。

もし回線停止の対象者が1000人いる場合は、1000人一度にではなく順次止められていくのです。

Mikasa:なのでどうしても、タイムラグが発生してしまうのですね。

ネットでの情報を見ると、最終支払日の翌日、あるいは翌々日の朝に、回線停止になっていることに気付く人が多いようです。

つまり、夜中の時間帯に止められることが多いのですね。

どういった流れを経て止められるの?回線停止までの流れ

利用停止までの流れ

口座振替の場合

Mikasa:口座振替の実施日は毎月25日もしくは月末(自宅のネット回線や固定電話などをまとめて支払っている方は月末)になります。

例えば、8月分の利用料で考えてみましょう。

8月1日~31日までの利用料の支払期限は9月25日になります。
この日に支払うことができなかった場合、どうなるのでしょうか?

  • 8月31日 締め日
  • 9月25日 口座振替日
  • 10月5日ころ はがき送付のお知らせメール&支払期限つき催促はがき到着(=最終支払日の提示)
  • 10月10日ころ 回線停止
  • 11月25日ころ 強制解除

Mikasa:まず、毎月の支払日(25日)に支払いがないと、支払期限の翌月初旬(翌月5日ごろ)に払込用紙のついた催促はがきが郵送されてきます。(同時に、SMSで催促はがきを送った旨も告知)

このはがきに記載されている期限が、いわゆる「最終支払期限」(翌月9日前後)になります。

この時点で払込票を持ってコンビニかauショップに駆け込んで支払えば、回線停止は免れることができます。

もし、最終支払期限である「9日」までに支払うことができないと、その翌日から順次回線停止となります。

Mikasa:つまり、引き落とし日から15日後に、回線をとめられる計算になります。

さらに支払いが滞ると、最後の支払期限から3カ月前後に強制解約に。

なお、回線停止期間中でも基本使用料などの料金は発生しますので、放っておくと未払い料金はどんどんたまっていくことになりますから注意が必要です。

月末締めの場合も25日締めから5日ほど遅れるものの、同じような流れを経て、回線停止、強制解除となります。

クレジットカード払いの場合

Mikasa:クレジットカードでの支払いの場合も同様です。

料金引き落とし日の25日もしくは末日にクレジットカードから料金が落ちなかった場合には、口座振替と同様、そこから約15日後に回線停止となります。

回線停止を延ばしてもらうことは可能?

利用停止をとめることはできない

Mikasa:実は可能。

確実に支払うことができる日にちが確定しているなら、最初の締め日から数えて最大1カ月、25日締めなら翌月25日まで、回線停止を延ばしてもらうことができます。

157(auの料金センター)に電話してみましょう。

初期メニューからガイダンスに従って「ご利用料金、ポイントの確認→2」に進み、次のメニューで「未払い料金の確認、お支払期日の変更→4」に進むと、未払い料金の確認に続き、「支払期日の変更メニュー」になります。

他にも、コミュニケーターに直接交渉するという手段もあります。

家族のauも止まる?

家族も利用停止になる

Mikasa:家族割でauと契約をしている場合はどうなるでしょうか?

名義人がすべて違い、個別請求の場合

Mikasa:名義人が違っていて、請求先も個別ならば、滞納している回線だけが停止されます。

すべて同一名義で、個別請求の場合

Mikasa:滞納している回線に停止予告をしたうえで停止し、それ以外の回線は停止しません。

名義がすべて違い、一括請求の場合

Mikasa:滞納している回線に停止予告をしたうえで「すべての」回線が停止します。

すべて同一名義で、一括請求の場合

Mikasa:滞納している回線に停止予告をしたうえで「すべての」回線が停止します。

このほか携帯電話やスマホなどの電話回線以外に、家のパソコンのインターネット料金もまとめて支払う契約をしている場合も多いでしょう。

その場合も事前に告知したうえで、全回線が停止となります。

料金は基本的に一括払いで、家族分一括請求している場合に1回線分だけ払うことはできません。

延滞を繰り返すと止まるまでの日数も早くなる?

Mikasa:延滞を繰り返した場合でも、回線停止までの日数が他の人より短くなることは基本的にはありません。

ただ同一名義の他の端末の支払いも滞った場合、その端末の支払期限を延ばしてもらえなくなるというデメリットが生じます。

緊急速報や災害ダイヤルは使える?

防災対応

Mikasa:回線停止でも「auお客さまサポート」(157)、料金センター(151)は利用可能なのですが、もしものことが起こったらどうしたらいいのでしょうか?

残念ながら110番や119番にかけることはできません。

「auお客さまサポート」(157)」にかけて、コミュニケーターから110番、119番に通報してもらうことは可能です。

また、「災害伝言ダイヤル」(171)も使うことはできません。
Wi-Fiに接続できる状態なら、「auの災害用伝言板サービス」を使うことはできます。

地震や津波など、災害に関する警報は、ICカードが挿入されていれば受信することができます。

実は回線が停止されてもWi-fiに繋げばLINEやInstagramなども使える!

代案

Mikasa:回線停止になってしまっても、iPhoneやAndroidなどのスマホの場合、LINEなどのアプリは使えるのでしょうか?

ズバリ、可能です。

Wi-Fiに接続さえすれば、アプリ関係を使うことができるのですね。
なぜ、そんなことが可能なのでしょう?

携帯電話やスマホの料金が未払いで回線停止となるのは、あくまでもKDDIの電話回線やパケット通信のみだからです。

なので、携帯電話の通信網とは違う、「Wi-Fi」という通信網を経由すれば、LINEやInstagramも利用することができるのですね。

回線停止になると利用できないもの

利用停止になるもの

Mikasa:ここで回線停止後に利用不可となるものを整理しておきましょう。

  • 電話の発信&着信(※)
  • 携帯電話会社のメールアドレス(@ezweb.ne.jpなど)の送受信
  • SMS(Cメール)の送受信
  • パケット通信

(※)なお、auお客さまサポートの電話番号である「157」はかけることができます。

回線停止後も利用できるもの

Mikasa:LINE、SNSアプリ、フリーメールはインターネット回線にさえ繋がれば利用することができます。

具体的には、LINEやLINE電話、TwitterやInstagram、Facebook、You tubeやニコニコ動画、地図アプリ、カーナビ、乗り換え案内、天気予報、ゲームアプリなどを使うことができます。

フリーのWi-Fiスポットを利用すれば、自宅以外でもスマホが使える

Mikasa:回線停止後、スマホや携帯を自宅以外で使いたい場合はどうすればよいのでしょう?
ズバリ、フリーのWi-Fiスポットを使えば、無料でWi-Fiに接続することができるので、スマホを使うことができます。

例えば、カフェやコンビニ、地下鉄の駅などでは無料のWi-Fiが飛んでいることが多いですし、東京や大阪、京都などの大都市では自治体が提供する無料のWi-Fiが充実してきています。

以下で、回線停止後にも使えるWi-Fiスポットをまとめておくので参考にしてください。

回線停止でも使えるWi-Fiスポット

カフェ系
スターバックスコーヒー 「at_STARBUCKS_Wi2」
ワイヤ・アンド・ワイヤレス社の無線LANサービス、
タリーズコーヒー 「tully’s Wi-Fi」、
銀座ルノアール 「Renoir_Miyama_Wi-Fi」

コンビニ系
セブン―イレブン 「セブンスポット」(デニーズでも利用可)
ローソン 「LAWSON Wi-Fi」、
ファミリーマート「Famima_Wi-Fi」

自治体系
東京都公式フリーWi-FIサービス「FREE Wi-Fi&TOKYO」
京都市と連携した事業者が提供する無料Wi-Fiサービス「KYOTO Wi-Fi」
大阪府内で利用できる無料の公衆無線LANサービス「Osaka Free Wi-Fi」

Mikasa:ただし、フリーのWi-Fiでも、auが提供しているWi-Fiスポットは使うことができないので注意してください。

具体的には、以下のWi-Fiですね!

×ドトール、エクセルシオールカフェ、モスバーガー、サンマルクカフェ、ファーストキッチン、ガスト

Wi-Fi使えるんだったら、回線停止になっても大丈夫じゃん!という考え方は危険!

ブラックリスト

Mikasa:「なんだ、Wi-Fiが使えるんだったら、回線停止になっても焦ることないじゃん!放っておこう!」と思っていたらそれは大きな間違いです。

というのも、スマホ本体の代金を分割で支払っている方は多いでしょう。
実はこれ、れっきとした「ローン」なんです。

スマホの通信料と一緒に支払っているので、勘違いしてしまっている人も多いのですが、これってauと割賦契約というローンを組んで分割で支払っているのですね。

もしも、スマホ端末の代金を全額払い終えていない段階で回線停止→強制解約になってしまうと非常にやっかいなことになります。

Mikasa:この場合、auが加盟している信用情報機関に契約者の延滞や強制解約のことが「異動情報」(事故情報)として登録されます。

つまり、あなた個人の信用情報(クレジットカードやローンの利用履歴)に事故情報が記録されてしまうのです。

Mikasa:これはいわゆる「ブラックリスト」に載るということです。

ちなみに信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)によると、携帯端末代の支払いが滞ったことでいわゆるブラックリストに載った件数は2013年で274万9000件。

前年に比べて34%も増え、そのうち約25%が20歳代とみられています。

いったん、事故情報が記録されてしまうと、全額支払い終わって滞納を解消したとしても最長で5年間はブラックリストに残ってしまいます。

CICのデータ

参照先:割賦販売統計データ

Mikasa:そして、その間はクレジットカード、住宅や車のローン審査には一切通らなくなってしまうのですね。

学生であれば、就職活動に支障をきたす恐れもあります。

また、学生時代にブラックリストに載ってしまうと、社会人になってからもしばらくは、クレジットカードを作れません。

20代後半や30代の方の場合だと、結婚してもカーローンや住宅ローンが組めないので非常に恥ずかしい思いをしてしまいます。

さらに最悪の場合、未払いが原因で裁判に!

裁判の様子

Mikasa:未払いを放置しまくった場合、訴えられる可能性もゼロではないのですね。

というのも、強制解約後はauが委託した債権管理会社から請求を受けることになるのですが、それに応じなければ、裁判になる可能性があるのです。

月々何千円かの支払いがもとで、裁判なんて恐ろしいですね。
このような最悪の事態を招かないためにはどうすればよいのでしょうか?

Mikasa:ズバリ、何よりも重要なことは、滞納しないことです。

スマホゲームで多額の課金なんて、もってのほか。
しっかりと毎月の支払日や利用料を把握し、延滞を起こさないように気を付けましょう。

ただし、中には料金を支払うお金が手元にない!という人もいると思います。
その場合の対処法についてはこちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

FP監修者からのアドバイスコメント

飯田さん


auの場合、料金を滞納すると約15日で回線が止められてしまいます。口座から引き落としができなかった等のときには素早く店頭へ行って支払う、157の料金センターに連絡して相談することが大切です。料金を滞納したままでいるとブラックリスト入りされることもあり、住宅ローンやクレジットカードの作成ができなくなります。滞納=借金であることは忘れてはなりません。>>FP飯田道子氏の詳細

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