クレジットカードが支払えない!滞納の危険性と対処法まとめ
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軽く考えがちなクレジットカードの滞納。
わずか数日の延滞であれば大丈夫ですが、2週間を超える延滞や数日のものでも回数を重ねることにより、今後のクレカライフや信用情報に影響が出てきます。
今回の記事では、このままクレジットカードの滞納を続けたらどうなるのか? を時系列で紹介すると共に、それぞれの局面における適切な対応について解説していきたいと思います。
クレカを強制解約される前に…
信用情報に傷がつきローンやカードの審査に通らなくなってしまう前に…
是非、早めの対処を心掛けて下さい。
このまま延滞をし続けるとどうなるのか? 時系列で紹介
まずは、このままクレジットカードを滞納し続けるとどうなるのか?
これから起こることを時系列で紹介していきますね。
目次
クレカ会社によって、多少の違いはあるものの、基本的に上記のスケジュールに沿って“コト”は運んでいきます。
いずれにしても、重要になってくるのは、4番と5番ですね。
というのも、これを境に信用情報が傷つきはじめるからです。
特に、5番の段階までステージが進んでしまうと致命的。
何故なら、信用情報がブラック状態になると、完済後も5年間は、あらゆるローンやカードの審査に通らなくなってしまうからです。
当然、延滞しているカードの復活も二度と見込めませ。再契約も不可能になります。
これから起こること その1.引落し日の翌日から延滞となり利用停止となる
どのクレジットカードの規約でも、料金引落日の翌日から延滞状態となり、カードは利用停止になる、と書いてあります。
ですが、実際は利用停止まで、多少のタイムラグが発生するのがほとんど。
というのも、銀行口座から「引き落としが出来なかった」という通知がカード会社にいくまでに、1営業日~4営業日ほどかかるからです。
有名なところでいうと、JCBカード。
JCBの場合は、引落し日から4日営業日前後にカードが止まると言われています。
なお、公共料金や家賃、携帯代をはじめ、クレジットカードにて支払いを行っているものについては、支払の方法を変更する必要があります。
理由は、カードが止まっているため、それらの支払いも滞納となってしまうからですね。
特に、アイフォンなどの高額機種を割賦契約(分割支払い)にて購入している人は要注意!
何故なら、携帯キャリア各社も、のちほど紹介する個人信用機関に加盟いているため、月々の支払いを延滞すると、信用情報にそれらの遅延情報も記録されてしまう可能性があるからです。
つまり、ダブルで信用情報が傷ついてしまうこともあるのですね。
滞納でETCカードや家族カードも止まる?
ETCカードについては、安全性の観点からクレジットカードが利用停止になっていたとしても使えるようになっています。
強制解約の場合には止まりますが、利用停止の段階では止まらないのですね。
それに対し、家族カードについては本体のカードが利用停止になった時点で、こちらも止まってしまいます。
これから起こること その2.引落日の翌日から遅延損害金が発生する
どのカードでも、原則的に、引落し日の翌日から遅延損害金(利息)が発生することになります。
例外としては、イオンカード。
イオンカードの場合には、引落日から1週間程度で支払通知書(督促状)が送られてくるのですが、その通知書に記されている期限日までに支払いが無い場合、その翌日から遅延損害金が発生することになっています。
さて、どのカードであっても気になるのは、遅延損害金の利率や額だと思います。
下記の表にて、メジャーなカードの金利や額についてまとめておいたので参考にしてください。
クレジットカード別、遅延損害金の金利と金額 | ||||
---|---|---|---|---|
クレカ名 | ショッピング | キャッシング | ||
金利 | 20万延滞時の30日辺りの金額 | 金利 | 20万延滞時の30日辺りの金額 | |
DCカード | 14.40% | 2,367円 | 19.92% | 3,274円 |
dカード | 14.50% | 2,383円 | 20% | 3,287円 |
リクルートカード | 14.55% | 2,391円 | 19.92% | 3,274円 |
MUFGカード | ||||
オリコカード | 14.60% | 2,400円 | 18% | 2,958円 |
P-oneカード | 14.60% | 2,400円 | 19.94% | 3,277円 |
ポケットカード | ||||
エムアイカード | ||||
ルミネカード | ||||
VIEWカード | ||||
ライフカード | 14.60% | 2,400円 | 20% | 3,287円 |
ファミマTカード | ||||
エネオスカード | ||||
Yahoo! JAPANカード | ||||
パルコカード | ||||
アプラスカード | ||||
三井住友カード | ||||
ニコスカード | ||||
セゾンカード | ||||
イオンカード | ||||
JCBカード | ||||
楽天カード | ||||
エポスカード | ||||
JAカード | 14.60% | 2,400円 | 26.28% | 4,320円 |
ただ、これを見てもらえれば分かる通り、遅延損害金の額自体は大したことが無いのですね。
それよりも恐れるべきは、この後に説明する「催促の電話」だったり、「信用情報」に関するお話になります。
特に、催促の電話については、これをキッカケに家族に延滞の事実がバレてしまう可能性もあるため、バレるのを避けたい方はご注意下さい。
これから起こること その3.延滞から3日~1週間程度で督促状が届き、その後、催促の電話が鳴るようになる
基本的には、延滞より3日~1週間程度でハガキの督促状(コンビニ払いのバーコードが付いたもの)が自宅に届き、ハガキに記された納付期限(1週間程度)までに支払いが無いと、電話での催促がはじまるようになります。
ただ、カードによっては先に電話がかかることもあり、この辺りはケースバイケースですね。
どちらにしても言えるのは、電話がかかってきたときは無視せず対応することが重要。(折り返すこと)
支払いが厳しい場合も、正直に話し、相談することが重要になります。
何故なら、無視することで自宅や会社に電話がかかるようになったり、相手に与える印象も悪くなってしまうからです。
どんな内容の電話がかかってくるの?
まず、ハガキの行き違いや既に支払い済みである可能性もあるため、乱暴な口調で話してくることはありません。
あくまでもお客さんですからね。
さて、電話の内容ですが、まずは本人確認。
その後、「支払いが未納になっている事を知っているか?」といった事実関係の確認が行われることになります。
次に、支払えるかどうか? の本題ですね。
支払える場合には、〇月〇日の何時までに支払えるか? というところまで約束する形になります。
支払えない場合には、オペレーターと相談することになるのですが…結局は、いつだったら支払えるか? という話に行きつくことになります。
ただ、電話を無視するよりかは印象も良いですし、支払い期日を伝えれば、それまでは携帯への鬼電や自宅への電話は避けられるので、無視するよりは電話に出た方が良いのですね。
なお、分割での支払いを打診する人も多いと思いますが、これはどこのカード会社も原則的にNGとなっています。
電話を無視したら電話番号を変えて何度もかけてくる
どこの会社も、連絡が取れない場合には電話番号を変えて何度もかけてきます。
03などで始まる固定電話もあれば、090、080などの携帯番号で掛けてくること。
会社によって異なりますが、一社で30種類の番号を使い分けているところもあるほどです。
かけてくる頻度は、基本的に1日3度。午前・午後・夕方のパターンが多いですね。
なお、着信履歴が残っており、どこからの電話なのか? が分からない場合は、ネットでその番号を検索してみてください。
というのも、「どこの電話番号なのか?」 を一覧にしたサイトがあり、それでクレカ会社の電話であることが判明することも多々あるからです。
クレカ会社の場合は、勇気をもって折り返しましょう!
自宅への電話や訪問は?
結論から言うと、自宅への電話はありますが、訪問が行われることはほとんどありません。
何故なら、人件費などのコストがかさむからですね。
(ちなみに、自宅訪問自体は、コチラの経済産業省の通達にも載っている通り、連絡が取れない等の正当な理由があれば、午前8時~午後9時までの時間に限り可能となっています。)
昔は、訪問による取り立てもよくありましたが、最近は訪問よりも、裁判所を使った支払督促だったり、 債権回収会社への債権譲渡(要は、そのお金を返済してもらう権利を専門業者に売却する)が行われるのが一般的となっています。
その方が、コスパも安くお金を回収することができるからですね。
一方、自宅への電話については注意が必要です。
何故なら、今でも普通に行われているからですね。
催促状を送っても携帯に電話をしても、連絡が取れない場合は、普通に自宅に電話がかってきます。
なお、実家暮らしの人は、この時点で家族にバレてしまう可能性があります。
というのも、取り立ての際には、「本人以外に滞納の事実を話してはいけない」という決まりがあるものの、一日に2度も3度も“謎の個人”から、あなた宛てに電話がかかってくるからです。
しかも、家族が要件を聞いても一切答えず・・・ただただ、「また掛け直します」と切るだけですから、誰がどう考えても怪しい電話になる訳です。
つまり、実質的にはその時点で家族に疑われ、バレてしまう可能性があるのですね。
会社への電話と訪問は?
まず、会社への訪問については原則ありません。
というのも、こちらの経済産業省の通達に書いてある通り、「購入者の勤務先等を訪問して、購入者に不利益を与え又は困惑させること」は原則的に禁止されているからです。
ただし、この“通達”というもの自体が“法律”ではなく、「そうした方が望ましい」という経済産業省からの“お達し”(助言のようなもの)であるため、100%訪問が無いかというと、そうとも言い切れないのですね。
ですが、会社への電話に関しては十分あり得るので注意が必要です。
段階的には、「携帯→自宅」の順に電話がかかり、それでも連絡が取れない場合は、会社への電話となるのが一般的な流れですね。
会社に電話がある際も、カード会社であることは名乗らず個人名でかけてくるのが基本となります。
本人の確認が出来た時点で、はじめて滞納の件について触れるという感じになります。
ただ、こちらも自宅の場合と同じく、会社の同僚や上司にカード料金が未納であることがバレる可能性があるので、注意が必要です。
さすがに、毎日のように、個人からあなた宛てに電話があれば、誰しも疑い始めるのが普通ですからね。
さらに電報を打って来るところもある!
特に楽天カードは有名ですね。
督促状を送っても支払いがない、携帯や自宅に何度電話をかけても連絡が取れない、そんな場合は片仮名で「レンラククダサイ」と電報を打ってくることがあるのですね。
さすがに電報というのはインパクトが大きく、これを機にカード会社に連絡を取るという人も多いと思います。
また、これにより家族に延滞の事実がバレてしまったという人も一定数いることでしょう。
これから起こること その4.延滞の数日後~2週間程度で信用情報に延滞の記録を付けられ、傷つきはじめる
本番はここからですね。
何故なら、大切な信用情報が傷つきはじめるからです。
カード会社によって差はあるものの、早いところで延滞から数日後、遅いところでも2週間を経過した辺りで、信用情報に延滞の事実を記録されることになります。
実際に下記の画像を見て下さい。
これはクレカ会社のほぼ全てが加盟している信用情報機関「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」から取り寄せた本物の信用情報です。
赤枠で囲ったところに注目して下さい。
≪入金状況≫という項目があるのですが、支払いに遅延があった場合には、ここに遅延の印である「A」マークを付けられることになるのですね。
なお、期日通りに正常に支払いが合った場合には、「$」が付きます。
実際に見て貰えれば分かる通り、ここをチェックすれば、いつ延滞していたのか? 過去に何度延滞していたのか? というのが、いとも簡単に分かってしまうのですね。
しかも、過去24か月分に渡って!
カード会社にしても銀行にしても、ユーザーから新規申込があった場合には、100%この入金状況の項目をチェックするので、ここに遅延の事実を示すAマークがあると、当然、審査は不利になってきます。
何故なら、誰しも返済を延滞している人にお金を貸したり、クレジットカードを発行したくないからです。
ただし、Aマークが付いたからと言って、100%審査に落ちるとは限りません。
何故なら、Aマークをどう見るか? どう評価するか? はカード会社の自由な判断に委ねられているからです。
要は、軽度のものであれば審査に通ることもある、ということですね。
この辺りは、頻度や回数によっても判断が変わってくることでしょう。
基本的には、滞納が直近であればあるほど、また回数が多ければ多いほど、審査では不利になってくると言えます。
これから起こること その5.延滞から61日後~90日後前後で、信用情報がブラック状態に陥ってしまう
残念ながらここのステージまで来てしまったら、もう完全にアウトです。
何故なら、信用情報がいわゆる「ブラックリストに載った状態」になってしまうからです。
カード会社によって若干の差はあるものの延滞日数が概ね61日~90日を超えた時点で、信用情報に長期の延滞を起こした印である「異動情報」を書き込まれることになるのですね。
これはAマークが付く“短期の延滞”とは深刻さのレベルが違います。
サッカーで例えるなら一発退場のレッドカードです。
Aマークの場合には、まだ各社の思惑が入るため、場合によっては審査に通してくれる可能性もありますが、「異動情報」が載ってしまった状態は、完全にアウト。
まず、まともなカード会社や銀行が審査に通すことはないでしょう。
信用情報に異動の文言を見つけた時点で、ソッコウで落とされてしまいます。
しかも、ブラック状態の何が恐ろしいかというと・・・
仮に完済したとしても、そこから5年の間は、どのカードやローンに申込んでも一切審査に通らなくなってしまうところ。
何故なら、一旦、異動情報が載ってしまったら、完済から5年間は異動情報が載りつづけるからです。
延滞中はもちろん、完済してからも5年間はずーっと異動情報が載ったままの状態になるので、何のカードに申込もうが、ローンに申込もうが、信用情報を見られた時点で落とされてしまうのですね。
さらに言ってしまうと…不具合が出るのは、新規申込だけではありません。
いま持っているクレジットカードやカードローンなんかも、利用停止や強制解約になってしまう可能性があるのです。
理由は単純明快。
他社で長期延滞を起こしたということは、自社でも事故を起こされると考えるのが普通だからです。
その為、一社で事故を起こした場合は雪崩式に他のカードやローンも利用停止や強制解約になってしまうのです。
また、残念ながらブラック状態になってしまうと、後ほど説明する「カードローンでお金を建て替える」という方法も使えなくなってしまいます。
何故なら、金融事故を起こした人には誰もお金を貸してくれないからです。
融資に積極的なカードローンでさえ、無理なのです。
Aマークが少し付いた状態であれば、まだ切り抜けることは可能なのですが、長期延滞のブラック状態となると難しいです。
つまり、どんなことがあっても、ブラックだけは避けなければいけないのです。
これから起こること その6.延滞から90日程度で、カードが強制解約される
カード会社によってバラつきはありますが、延滞から3ヶ月ほどが経過した時点で、強制解約になります。
楽天カードなど延滞に対し厳しいところは、もっと早期に強制解約になることも…。
なお、強制解約になると、二度と同じ会社でクレジットカードを作ることは不可能になってしまいます。
何故なら、信用情報の異動の記録は完済から5年で自動的に消えますが、各社が持っているブラックリストには一生涯載り続けるからです。
これから起こること その7.裁判所から支払督促状が届き一括返済か裁判の選択、最終的には差し押さえも可能に!
強制解約後も延滞を続けていると、どうなるのか?
いよいよ法的措置に乗り出してきます。
具体的には、裁判所から支払督促という督促状が届き、「遅延損害金も含めた延滞金の全額を一括で支払うか」、「裁判をするか」の二択を迫られるのです。
なお、どちらを選ぶか? の判断の猶予は2週間になります。
仮に、もしも、2週間以内にどちらも選ばなかったらどうなるのか?
ズバリ、相手の言い分を全て認める形にて敗訴した(負けた)状態に陥ってしまうのですね。
そうなると、差し押さえも可能に!
家や車などの財産は当然。給料や銀行口座なんかも差し押さえされてしまうのです!
ちなみに、支払督促が届いた時点で、どうしても一括で支払うお金がない場合にはどうしたら良いか? ですが、その場合は、裁判を選び、裁判にて和解を目指すことになります。
カード会社もその辺りは良く分かっていて、裁判になった場合には、分割での支払いを認めてくれるところが多いのですね。
クレジットカードの料金が払えない人へ!現金を用意する方法を5つ紹介!
クレジットカードの滞納を甘く見ていると、思っている以上に大変な目に遭ってしまうのですね。
信用情報が傷つたり、強制解約になる前に、何がなんでも対処しなければいけません。
でも、どうしても現金が足りない…。
そんな場合にはどうしたら良いのか?
ズバリ、今から紹介する金策方法を検討してみて下さい。
料金が払えない人の為に、全部で5つの金策方法を紹介しています。
金策その1.夜間のバイトをする
ここは一発奮起して、短期バイトをしてお金を貯めてみましょう!
体力的には確かに少しきついかもしれませんが、延滞、その後のブラック状態になるよりはましです。
お勧めのバイトは、夜勤系バイトです。
私もしたことがあるのですが、ホテルのナイトボーイなんて、時給もいいし、仮眠もあるし、お昼の時間は有効に使えるし、いいことが多いです。
金策その2.親や友人に借りる!
もしできるなら、親に頼み込んで借りる、というのも一つの手でしょう。
もちろん、小言を言われるのを覚悟で、です。
社会的な信用の回復はなかなか難しいですが、家族の信用ならまだ回復しやすい。
もちろん、身内だからと言ってただ甘えるよりも、しっかり借用書を書き、毎月いくらずつ返すから、というけじめをつけ、大人としての対応を見せるのも大事かもしれません。
金策その3.身の回りのものを売る!
身の回りの家電、本、雑誌、家具などを売ってお金に変えるのも方法の一つです。
リサイクルショップにもっていくのが普通ですが、最近はインターネットで売るという方法もあります。
フリマアプリなど、簡単に売買できる時代となってきたので、それを限利用するのも賢い方法でしょう。
金策その4.最終手段! 債務整理
最終手段として、債務整理、という方法があります。
債務整理とは、法律の専門家に入ってもらい、破産申請や個人再生などを行ってもらうことを言います。
いわば、法的にクレジットカードの滞納を解消してもらう、という方法です。
ズバリ! お勧めの金策方法は、カードローンでの一時立て替え!
ただし、これは本当に困ったときの最終手段だと考えてください!
何故なら、債務整理は“金融事故”として扱われしまうからです。
つまり、債務整理を行うと確実に信用情報がブラックになってしまうのですね。
そうなると、新規でクレジットカードを持つことも、各種ローンを組むことも、以後5年~10年の間は出来なくなってしまいます。
債務整理は行う場合、その結果を受け止める覚悟で実施しましょう。
ここまで、いくつかの金策をご紹介してきました。
どれもメリットだけでなくデメリットが常に付きまといます。
信用を失うだけでなく、人生設計が大きく狂ってしまいかねません。
そうしたことを踏まえて、クレジットカードの滞納を解消する良い方法があります。
それが、一時的にカードローンでクレカの延滞料金を立て替える、という方法です。
カードローンと聞くと不安に感じる人もいると思うのですが、それって映画やドラマでのイメージであって、よくよく調べてみると実際はそんなに怪しいものではないのですね。
その証拠に、まず、利用者がメチャクチャ多い。
利用者数は何と、日本全国に1100万人!
(ちなみに、日本の融資制度で最も利用者が多い!)
これって実に「大人の9人に1人」が利用している計算になるのです。
皆さんが知らないだけで、カードローンを賢く利用している人が、周りには沢山いるのですよ。
また、利息も思ったほど高くありません!
一度借りたら返せなくなるぐらい金利が高いのでは?とイメージしている人も居るかもしれませんが、そんなこと無いのですね。
仮に10万円借りたとしても、1ヵ月の利息は1,500円程度で済むのです。
つまり、賢く使えば、カードローンほど便利で融通の利く制度は、他にはないのですね!
ということで、ここからはカードローンがどうしてお勧めなのか?
そのメリットを1つずつ見ていきたいと思います。
カードローンのメリット
- 最短30分で借りられる為、すぐに滞納状態を解消できる
- 毎月の返済額が1,000円からと少なく生活が建て直しやすい
- クレカの金利よりも安い金利で借りられる
- 初めてなら無利息で借りられる
最短30分で借りられる為、すぐに滞納状態を解消できる
現金が手元に全くないのに、明日が支払期限だ…どうしよう、なんてことよくある話ですよね。
でもカードローンなら、まだまだ間に合います。
何故なら、申込みから借入れまで、最短30分で済んでしまうからです。
具体例を出すと、大手の有名カードローンのココ(←お勧め第1位) と ココ(←お勧め第2位)なら最短30分で融資を受けることが可能です。
その理由は、ネットでの取引が可能になったから。
申し込みから審査まで全てネットで完結するため、スピーディーな融資が可能になったのですね。
しかも、ネットで全ての手続きが済んでしまうため、来店したり、誰かと会って話す必要もありません。
毎月の返済額が1,000円からと少なく生活が建て直しやすい
毎月の返済額が小さく設定されているのもカードローンのメリットの1つ。
具体的に言うと、アコムとプロミスの最低返済額は、たったの1,000円。
仮に5万円借りたとしても月々の返済額は2,000円、10万円借りても4,000円でOKなのです。
これぐらいの額であれば、誰しも負担なく返済してくことが可能ですよね?
その為、生活も非常に立て直しやすいです。
このまま滞納を続けてブラックになるよりも、遥かに賢い選択肢だと言えます。
何よりも、周りに迷惑を掛けることなく、また、友人などの信頼を失わずに済むのも良いところです。
クレカの金利よりも安い金利で借りられる
クレジットカードの遅延損害金はカード会社によって異なるものの、ほんとどのところがショッピング枠で14.6%、キャッシング枠で20%というように設定されています。
ではカードローンで借入した場合の金利はどれぐらいか? というと、
ズバリ、三菱UFJフィナンシャル・グループのアコムで、年3.0%〜18.0%。
プロミスで、年4.5%~17.8%の金利となっています。
クレカを延滞すると、最低でも「年率14.6%~20%」の延滞利息を取られてしまう為、カードローンで立替えした方が安く済む可能性があるのですね。
ただし、実際に何%の金利が適用されるかは個々人の契約で異なってくるので一概には言えませんが、どちらにしても20%の遅延損害金よりかは安くなるのは確実です。
初めてなら無利息で借りられる
カードローンの借り換えの最大のメリットは、この無利息制度があるところ、と言っても過言ではありません。
無利息制度とは、その名の通り「無利息」でお金を融資してもらえる制度のことをいいます。
条件は会社によって若干だけ異なるものの、共通しているのは「その会社のカードローンの利用が初めてであること」。
下記の表にて、各社の条件をまとめていますが、はっきり言って条件はユルユルです。
ズバリ、誰でも簡単に無利息で借りることが出来る! と言い切っても支障ないと思います。
カードローン名 | 無利息制度の内容 | 条件 |
---|---|---|
アコム | 契約の翌日から30日間無利息 | 初めての利用であること 返済期日を35日ごとにすること |
プロミス | 初回借入日の翌日から30日間無利息 | 初めての利用であること メールアドレスの登録とWeb明細の利用登録を行うこと |
アイフル | 契約の翌日から30日間無利息 | 初めての利用であること |
レイク | 選べる無利息 (初回借入の翌日から適用) | 初めての利用であること Webで申込すると60日間無利息 お借入れ額5万円まで180日間無利息 |
※レイクの「選べる無利息」は借入限度額が200万円を超えた場合は30日間までとなります。
最後に、クレジットカードの立て替え払いにお勧めなカードローンを3社紹介しておきます
もちろん、ご自身で好きなものに申し込んでもらってもOK。
ですが、その場合でも、1つだけ注意してもらいたいことがあります。
ズバリそれは、審査の通過率を最優先にカードを選ぶことです。
何故なら、信用情報には、「カードに申込んだ結果、契約に至ったか否か」の記録も残るようになっている為、ここで審査に落ちてしまうと、打てる手が無くなってしまうからです。
つまり、一度審査に落ちてしまうと、次に申込むカードの審査難易度が必然的に上がってしまうのですね。
延滞状態に入っている人であれば尚更です。
なのでチャンスは一度限りと考え、ぜひ審査の通過率を最優先にしてカードを選ぶようにしてもらいたいと思います。
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---|---|
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FP監修者からのアドバイスコメント
クレジットカードの支払いを滞納、放置するとブラックリストに入ってしまう可能性大。カードはもちろん利用停止になりますので、カード払いで公共料金や家賃やスマホ等の支払いをしている場合は要注意。アルバイトやお金を借りるのも一つの手段ですが、カードローンを利用もアリです。とはいえ借入額が増えるだけですので慎重に!
>>FP飯田道子氏の詳細