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審査落ちしたカードローンの再申込みは通りにくい!理由と対策を紹介

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再申込が通りにくい理由

Mikasa:審査落ちしても、どうしてもそのカードローンが欲しい時、思い浮かぶのは再チャレンジ。

6カ月程の期間を空けて再申込みを行えば受かるのじゃないか? と考えている人も多いのですが、残念ながら審査に通る可能性は低いのが実情です。

今回は、何故、審査落ちしたカードローンは再申込みをしても通りにくいのか? その「理由」を解説すると共に、再申込が困難な人の為に「対策」を伝授したいと思います。

Mikasa:なお、先に対策を知りたい方は、コチラをタップして下さい。

ズバリ、再申込をしても通りにくい理由をこれ!

審査に落ちる理由

Mikasa:何故、一定の期間を空けて同じカードローンに再申込みをしたとしても審査に通りにくいのか?

ひとことで言うと…

カードローン会社のあなたに対する評価に変化が見られない為です。

Mikasa:カードローン会社は、申込時点でのあなたの収入や勤務している会社の情報、他社のローンやクレジットの利用状況といった、いわゆる“属性情報”や“信用情報”の評価を行い、それらを点数化(業界用語で「スコアリング」という)した上で合格か不合格か? を決定しています。

つまり、いくら期間を空けたとしても、“評価そのもの”に変動がなければ、結果が変わることは無いのですね。

Mikasa:例えば、「6か月前」と「今」を比べてみて…

給料が増えた訳でもない…昇進したり何かの役職に就いた訳でもない…他社からの借入金やクレジット残高が大幅に減っている事実もない…

そんな状況で再挑戦したとしてもどうでしょう?

状況の確認

Mikasa:ズバリ、カードローン会社から見て何も変化がありませんよね?

前回と何も変わっていないのですから、評価が変わることはありません。

評価に変わりがないということは、当然、審査結果も同じに…。

つまり、前回同様、「不合格」という結果を突きつけられることになるのです。

これが、再審査を受けても、合格しにくい理由の正体です。

ただし、諦めるのはまだ早い。合格できる可能性が2つ残されている

合格できる可能性

Mikasa:確かに、期間を空けて再審査を受けても合格できる可能性は低いというのが現実になります。

ですが、可能性はゼロではありません。

何故なら、合格する可能性が2つだけ残っているからです。

その2つとはどういった場合なのか? を見ていきましょう。

パターン1.カードローン会社側の評価基準や合格基準が甘くなっている場合

審査基準が変わる可能性

Mikasa:ズバリ、審査は“生き物”です。

生き物であるがため、その時々の社会情勢や会社の事情により、審査項目の評価基準合格基準というのは変化するもの。

例えば、「無理をしてでも新規の顧客を取りに行きたい!」、そんな事情を抱えている会社であればどうでしょう?

Mikasa:CMやネット広告に力を入れるというのも方法ですが、評価基準や合格基準を少し下げることで新規の顧客を取り込むというのも1つの選択肢としてあります。

というのも、評価基準や合格基準を下げれば、それまでは不合格であった人も合格することになるので、その分だけ新規の顧客が増えることになるからです。

評価基準や合格基準というのは、頻繁に変えるものではありませんが、カードローンの閑散期(新規申込が少なる時期)である7月や12月などのボーナスが支給される時期であれば、基準を下げてくる可能はあります。

Mikasa:ただし、銀行のカードローンについては望みは薄いです。

何故なら、近年の過度の貸付が社会問題化し、どんどん審査が厳しくなっているからです。

前回、申込んだのが銀行のカードローンだ、という人はスッパリと諦め、こちらで紹介している「大手消費者金融系のカードローン」にターゲットを絞ることを強くお勧めします。

不合格の履歴を重ねることで審査は益々通りにくくなりますから、まずは合格の実績を作ることが何よりも重要です。

パターン2.期間の経過により、一部の審査項目の評価が上昇している場合

信用の回復

Mikasa:カードローン会社は、申込時点でのあなたの情報(属性情報や信用情報)を点数化し、合格か不合格か?を決めている…。

だから、いくら期間を空けたとしても、肝心の属性情報や信用情報に変化が見られなければ、審査結果が変わることはない! というのは先ほど説明した通りです。

Mikasa:ですが実は…

一部の審査項目に関しては、期間を空けることにより評価が上昇(回復)するものも存在するのですね。

つまり、その項目の評価次第によっては総合点が上昇し、合格に至る可能性もあるということです。

ということで、その気になる一部の審査項目について見ていきましょう。

その1.信用情報の事故記録

信用情報に問題あり

Mikasa:もし改善できていれば、非常に熱いのがこちら。

この項目が審査落ちの原因になっていたのであれば、改善(回復)により、合格に至る可能性が飛躍的に上がります。

Mikasa:というのも先ほども触れた通り、カードローンの審査というのは、申込者の“属性情報”や“信用情報”の各項目を点数化し、その総得点でもって合格か不合格か? を決定しています。

ですが、この「信用情報の事故記録」については、引っ掛かっている時点で全ての持ち点が0点となり、他の審査項目の点数がどんなに高くても、それだけで審査落ちになってしまうからです。

Mikasa:つまり、逆にいうと…

審査落ちの原因が事故記録だけなのであれば、期間の経過により事故記録が消えることで、一気に合格に達する可能性があるということです。

信用情報とは? 事故記録とは?

Mikasa:信用情報とは簡単に言うと、クレジットやローン、割賦販売などの申込履歴や契約内容、支払の状況、残高などがまとめられたデータベースのことをいい、クレジット会社やローン会社などが申込者の「支払能力」を調査するための参考資料として使用するものになります。

日本には3つの信用情報機関が存在

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

Mikasa:そして、カードローンの申込時には、必ず信用情報をチェックされ、そこに「事故記録」が載っていないか? を調べられることになるのですね。

具体的には、下記の≪返済状況≫という項目を見て下さい。

実際の信用情報(CIC)

Mikasa:これは信用情報機関の1つである「株式会社シー・アイ・シー」から手に入れた、本物の信用情報ですが、ズバリ、ここに“異動”という文言があればアウト。

Mikasa:異動という文言は、信用事故を起こした時だけに書き込まれる言葉であるため、これが載っている限りはどこのカードローンに申し込んでも、一切審査に通らなくなってしまうのですね。

さらに言ってしまうと、カードローンだけじゃなくクレジットカードや各種ローン、スマホの割賦契約(分割払い契約)といった、ありとあらゆる金融商品の審査に通らなくなってしまいます。

どういった事をすると事故記録を載せられるのか?

Mikasa:具体的にどういった事をすると、異動という文言を書き込まれるのか? ですが、これは以下の通りです。

種類詳細・補足
長期延滞主に3か月以上の長期滞納や3か月未満でも繰り返し滞納したような場合に登録される。
代位弁済保証会社等が借入を行った本人に代わって金融機関等に借入金を返済した場合に登録される。
強制解約契約違反などにより、契約を強制的に解除された場合に登録される。
任意整理法的手続きではなく、私的な交渉により借金の減額や返済スケジュールの変更などを行った際に登録される。
自己破産・個人再生裁判所にて自己破産や個人再生をした際に登録される。

Mikasa:3つの信用情報機関により取り扱う事故項目が若干異なりますが、どちらにして上記のようなトラブルを起こした場合には、信用情報に異動情報を書き込まれることになります。

どのぐらいの期間、掲載され続けるのか?

Mikasa:さらに気になるのはどのぐらいの期間、事故情報を掲載され続けるのか? という点ですよね。

いつ消えるかによって、今後の見通しが変わってくる訳ですから大変重要なところです。

CIC・JICC・KRC

延滞延滞解消から5年延滞解消から1年延滞解消から5年
任意整理取扱いなし5年取扱いなし
代位弁済5年5年5年
自己破産
個人再生
5年5年10年
強制解約5年取扱いなし取扱いなし

Mikasa:信用情報機関によって掲載期間が異なるが、ここは注意が必要!

例えば、長期延滞の掲載期間に関して…

「CIC」と「KSC」はそれぞれ延滞解消から5年、「JICC」は延滞解消から1年となっていますが、これらの機関はお互いに情報交流(CRINやFINEというネットワークにより)を行っているため、結局のところ5年間は異動情報が載っているのと同じ状態になるのですね。

Mikasa:また、どこのカードローン会社も上記の2つ、ないし、3つの情報機関に加盟しているのが通常となっているため、仮に何かしらのエラーで1つの情報機関がセーフだったとしても、残るいずれかの機関で引っ掛かるというのが実際のところです。

事故記録が完全に消えているかを確認するには?

Mikasa:ズバリ、それぞれの機関に開示請求を行うしかありません。

と、言っても意外と簡単に出来てしまうのが、信用情報の開示請求。

日本には3つの情報機関が存在しますが、いずれも訪問することなくネットや郵送にて開示請求が可能な為、思っているよりも簡単に自分自身の信用情報を確認することが出来るのですね。

詳しくは、それぞれの機関の開示請求のページを確認して下さい。

開示請求のページ対応手数料
株式会社シー・アイ・シーPC・スマホ・郵送1,000円
株式会社日本信用情報機構PC・スマホ・郵送1,000円
全国銀行個人信用情報センターの開示請求郵送1,000円

Mikasa:確実に審査に通すためにも、信用事故に心当たりがある方は、それぞれに対し開示請求を行うことを強くお勧めします。

その2.他社での短期延滞の記録

支払い忘れ

Mikasa:こちらも期間の経過で改善されていることにより、わりと大きな評価の上乗せが期待できる審査項目となっています。

具体的には、下記の資料の≪入金状況≫という項目を見て下さい。

実際の異動情報

Mikasa:これは信用情報機関の1つである「株式会社シー・アイ・シー」から手に入れた本物の信用情報ですが、

信用情報には、入金状況がひと目で分かる項目が用意されている為、そこさえチェックすれば延滞の有無や回数を簡単に把握することが出来るのですね。

(過去24か月分の入金状況を掲載。契約しているクレカやカードローン毎にこういった資料が作られる。)

Mikasa:具体的には、支払が遅れた月については「Aマーク」が付き、正常に支払いがあった月については「$マーク」が付くようになっています。

上記の場合は、過去24か月で合計4回の短期延滞を起こしていることになります。

カードローンに申込んだ際には、必ず≪入金状況≫の項目をチェックされる為、他社での延滞の事実や回数というのは簡単にバレてしまうのですね。

Mikasa:当然、その数や頻度が多いとなると、大きな減点に。

また、短期延滞を起こしたのが直近であればあるほど、そして、連続していればいるほど、大きなマイナスになると言われています。

≪入金状況≫の項目がどのようになれば評価が高まるのか?

審査通過のコツ

Mikasa:気になるのは、≪入金状況≫の項目がどのようになっていれば、合格に至る可能性が高まるか? という点ですが、これは単純にAマークの数が減っていれば良いことになります。

何故なら、遅れることなく返済や支払いを積み重ねれば過去のAマークは後ろに押し流され、最終的には消えることになるからです。

期間の経過によりAマークが減っていれば、おのずと評価も高まるようになっているのですね。

Mikasa:また数自体は減っていなくても、Aマークが付いた時期が後ろにズレることにより、若干ではありますが評価のアップが見込めます。

何故なら、直近では短期の延滞を起こしていないことが少なからず分かるからです。

理想は全てのAマークが消えること。でも全部消えなくても審査に通ることはある

銀行カードローンの審査基準は異なる

Mikasa:ただし、銀行のカードローンの場合は別。

何故なら近年の過剰な貸付が社会問題となってしまったことで、審査がどんどん厳しくなっているからです。

Mikasa:個人的には、前回申込んだのが銀行のカードローンという場合には、大手の消費者金融に的を絞ることをお勧めします。

確かに銀行の方が金利が安いですし、対外的な印象も良いでしょう。

ですが、審査に落ちてしまったら元も子もないのです。

何故なら、審査落ちの記録が信用情報に積み重なることで、最終的には大手の消費者金融ですら通らなくなってしまうことがあるからです。

Mikasa:「とにかく審査に通ることを優先したい!」という人は、こちらで紹介している「大手消費者金融のカードローン」をチェックしてみて下さい。

審査通過率も銀行のカードローンに比べて1.5倍~2倍ほど高いですし、実際に利用してみれば、「金利差や会社に対する印象も気にならない」というのが、利用者の生の声でもあるからです。

その3申込ブラック・他社の審査落ちの記録

申込ブラックになる

Mikasa:こちらも期間の経過により記録が消えることで、評価の上昇が見込める項目となっています。

ただし、カードローン会社によっては参考程度としか捉えていない項目でもあるので、事故記録や短期延滞と比べてインパクトが弱いのは確かです。

なお、どちらも事実のあった時から6カ月で信用情報から抹消されるものとなっています。

Mikasa:申込ブラックとは、信用情報などにも公式の文言として存在しているものではありませんが、しばし業界でも使われる言葉となっています。

どういった言葉? かというと…

短期間(概ね3週間~1ヵ月)の間に、複数の業者(3社~4社)に対し、申込をおこなう行為を「申込ブラック」と呼んでいます。

Mikasa:信用情報には「申込み履歴」に該当する項目が存在している為、照会さえ行えば、その人が申込ブラックかどうか? が簡単に判るようになっているのですね。

Mikasa:申込ブラックが危険な点について…

1つ目は、お金に困っている人だとカードローン会社から警戒されてしまう点です。

複数同時に何社にも申込むということは、かなり財政的に困っている人だとカードローン会社から疑われてしまうのですね。

Mikasa:2つ目は少し条件が加わり、複数申込んだカードローンのいずれとも契約に至ってない場合に限られるのですが、いずれとも契約に至っていないということは相当他社からの評価が低い人だと疑われてしまうからです。

要は「審査に落ちまくっている人」だと認識されてしまう、ということです。

Mikasa:実際にあなたが審査の担当者だとしたら、そんな人からの申込は警戒しませんか?

しますよね…。

現実的には、カードローンの審査というのはコンピューターによる自動審査であるため、感情面や印象面が審査に大きな影響を与えることはありません。

しかし「申込ブラックの事実」や「契約に至っていない事実」は当然審査の対象項目となっているため、大きな減点になったり、業者によっては申込ブラックの事実だけでもって一発で審査落ちとなるところも存在するほどです。

申込ブラック・他社の審査落ちの項目はどうすれば評価が改善される?

半年は再申込をしない

Mikasa:これは簡単。

6か月間、どこの業者にも申込を行わないことです。

何故なら冒頭でも触れた通り、「他社への申込の履歴」や「契約に至ったかどうか?という履歴」は、その事実があった時から6カ月で信用情報から抹消されるからです。

なので、こちらについては単純に6カ月待つことによって評価が改善するのですね。

Mikasa:ちまたで「再申込みは6か月経ってから」と頻繁に言われているのは、実はこの項目が根拠となっており、これによって「半年ほど期間を空けたら受かる」と勘違いしている人が多いのも実情です。

既にここまで読まれた方は理解されていますが、単に6カ月空けただけで受かるほどカードローンの審査は単純ではなく、ネックとなっている項目が改善していなければ、結果を変えるのは難しいのですね。

Mikasa:もちろん、そのネックとなっていた項目が「申込ブラックや他社の審査落ちの記録」だけなのであれば受かる可能性はありますが、配点としては大きくない為、これだけでもって合格に至るという事例は少ないと言えます。

その4.他社借入件数、借入額

他社借入を減らす

Mikasa:こちらも信用情報が絡んでくる項目になりますね。

また、改善(借入件数や借入額が減る事)により、大きな評価の上乗せが期待できる項目でもあります。

ただし、何も考えず、単に数ヶ月間、返済し続けた程度では大きな改善は見込めない項目でもあるので、注意が必要です。

Mikasa:何故なら、カードローン会社が提供している返済プランというのは、どこも月々の返済額が極力小さくなるように設計されている為、そのプランに従っている限りは、まじめに数ヶ月間返済を行ったとしても、大して借入総額が減らないようになっているからです。

「5万円借り入れたとしても、月々の支払は3,000円でOK!」

と、しているカードローンがほとんどの為、こういった返済プランに盲目的に従っていては、元本を大きく減らすことは出来ないのですね。

Mikasa:月々の返済額が小さいというのはメリットでもあるのですが、返済額が小さいがために借入総額が減りにくいというデメリットも存在しているのです。

ここでは借入額や借入件数を減らすことが重要な訳ですから、これではなかなか評価は上がりません。

借入件数や借入額を減らして評価を上げる為にはどうしたら良い?

繰り上げ返済をする

Mikasa:ズバリ、繰り上げ返済を積極的に行うか?、数年かけてコツコツと返済し続けるか

このどちらかしかありません。


言葉では言うのは簡単ですが、どちらに関しても大変な辛抱が必要になります。

改善できれば、大きな評価の上乗せが期待できる項目ではありますが、現実的には、かなり難易度が高いものだと認識して下さい。

具体的に、他社借入件数や借入額がどれぐらい減っていれば良い?

Mikasa:ズバリ、結論として…

最低でも、借入件数を3件以内に、借入総額を年収の3分の1以下に減らしておくことが必要だと言えます。

「借入総額」について

Mikasa:消費者金融系のカードローンについては…

貸金業法という法律にて「年収の3分の1」を超えて貸付をしてはならないと決められている為、残高がこの基準を超えている場合は、絶対に審査に通りません。

前回申込んだカードローンが消費者金融系だという方は、最低でもこの数字を下回るように返済を進めて下さい。

ただし、何度も繰り返しますが「最低限」の数字ですから、出来れば年収の2分の1程度までに減らしておくことを推奨します。

Mikasa:銀行のカードローンの場合はどうかというと…?

銀行が発行&貸付を行うカードローンであるため、消費者金融系のカードローンのように「年収の3分の1まで」、という規定が適用されることはありません。

(銀行は銀行法という法律が適用されるため、貸金業法は適用外)

だから、年収の3分の1を超えていても大丈夫!

…と言いたいところですが、現実は違います。

Mikasa:というのも、近年の銀行カードローンによる過剰な貸付が社会問題化したことで、どんどん審査が厳しくなっており、実質的に、他社の借入金が年収の3分の1を超えているような場合には貸付を行わない!というところが増えてきているからです。

「年収の3分の1を超えても借りれます!」 とアピールしていたことが仇となり、こういった事態を招いているというのは何とも皮肉なものです…。

Mikasa:その為、前回の申込が銀行カードローンだという人についても、借入総額を年収の3分の1以下に減らしておくことをお勧めします。

というよりも、銀行の審査厳格は進む一方なので、近い将来は、もっと厳しい基準が適用されることになると言えます。

「借入件数」について

Mikasa:借入件数に関しては、銀行にしても消費者金融にしても、法律での規制はありません。

ですが、一般的にどこのカードローンも4社以上からの借入がある場合は、落とすのが当たり前となっているため、最低でも3社までに減らしておくことが必要です。

ただし、3社であっても落としてくるところは多々あるので、出来れば2社までに減らしておくことを個人的にはお勧めします。

申込時に借入件数や借入額を少なく申告することで審査を突破することは可能?

虚偽申込は厳禁

Mikasa:残念ながら100%無理になります。

理由はズバリ、信用情報を照会すれば、借入件数や借入総額を簡単に把握することが出来るからです。

申込フォームに嘘を書いたとしても、信用情報を見れば何社から合計いくらの借入があるのかが簡単に判ってしまう為、嘘をついても無駄に終わってしまうのですね。

そればかりか、嘘を申告したということで益々カードローン会社からの評価が下がることになります。

その5.年齢

何例の条件

Mikasa:ハッキリ言って、ほんの気休め程度ではありますが、期間を空けることにより評価が良くなることがあります。

どういった場合かというと…

各カードローン会社が設定している、審査で有利になる年齢・年代に入った場合です。

Mikasa:下記を見てもらえれば分かる通り、審査では申込者の年齢によって評価に差が付くようになっているのですね。

年齢評価
20歳未満×(申込自体がNG)
20代前半
20代中盤~50代前半
50代後半
60代
70歳以上×(申込自体がNGなところが大半)

Mikasa:何故、このように年齢で評価に差が出てくるのか?というと…

ズバリ、統計データです。

カードローン会社は過去・現在を含めて多数のユーザーのデータを持っています。

そのユーザーのデータにより、この年代は良質なお客が多い、この年代はトラブルを起こすお客が多いというのを把握しているため、申込者の年齢によって評価に差を設けるようにしているのですね。

Mikasa:と言っても、年齢なんて所詮参考程度のものにしかなりませんから、評価の比重としてはかなり低いです。

最初でも述べた通り、ほんの気休め程度と思って下さい。

その6.勤続年数

入社年数

Mikasa:先ほどの「年齢」や次に説明する「居住年数」よりかは、評価の比重が少しだけ高いのがこちらの勤続年数の項目となります。

簡単に言うと、勤続年数が長くなればなるほど評価としては高くなるのですが、一般的には2年以上あれば必要十分で、それ以上長くなってもさほど評価が上がるものではありません。

Mikasa:ただし、前回の申込時は職に就いたばかりであったり勤務期間が6か月未満だった、という人については、勤務年数が伸びることで割と大きな評価の改善が見込めます。

カードローン会社によって評価の仕方や採点は異なりますが、一般的にはどこも下記のようなパターンで勤続年数を評価していると言われています。

勤続年数評価
10年以上◎◎◎
5~10年◎◎
2~5年
1~2年
1年未満
6か月未満

その7.居住年数

居住年数

Mikasa:カードローン会社は利用者と連絡が取れなくなることを極端に嫌うので、居住年数が短い人や住所をコロコロと変えるような人を警戒する傾向にあります。

その為、賃貸や一軒家、マンションなどの居住形態に関わらず、同じところに住所を構えている人を高く評価するようにしているのですね。

ただ、こちらも年齢と同じように気休め程度のものとなりますので、大きな期待はしない方が良いでしょう。

居住年数評価
10年以上
5~10年
3~5年
1~3年
1年未満

Mikasa:基本的には、3年以上、同じところに住んでいれば問題ありません。

他と比べて、大きな評価の改善が期待できるのは、前回申込時に居住年数が1年未満だった人ぐらいですね。

期間の経過により居住年数が1年以上へと伸びている場合は、評価がプラスになっているのは間違いないでしょう。

再申込をしても合格する見込みが薄い方へ、唯一の代替策はコレ!

審査基準の異なる他社に申込を

Mikasa:今まで見てきた通り、カードローン会社側からの評価を上げるのは簡単ではありません。

確かに、期間を空けることにより評価の上昇が見込める項目も存在しています。

ですが、半年ほど空けた程度では「焼け石に水」で、大した改善にはつながらないのが実際のところです。

これでは再申込みをしても受かる可能性は低く、申込めば申込むほど、審査落ちの記録を重ねることになり、ますます審査通過の望みが薄くなるばかりです。

Mikasa:では、そういった状況にある人はどうすれば良いのでしょう?

結論は非常にシンプルです。

ズバリ、再申込みは諦め「もっと審査の甘い」カードローンに狙いを定めることです。

特に銀行系のカードローンで審査に落ちている人。

Mikasa:こういった人は、無謀な再申込みは絶対に避けた方が良いです。

何故なら、記事の中でも何度か触れましたが、過剰貸付が社会問題化したことで銀行のカードローンの審査はどんどん厳しくなっているからです。

そして重要なのは、“これからも” この傾向は続くということです。

つまり、前回の申込時に受からなかったということは、次はさらに難しくなるということです。

Mikasa:ただし、銀行系のカードローンで審査に落ちた人は、消費者金融系で落ちた人と比べて、まだ未来があります。

何故なら、銀行系より審査が一段甘い、消費者金融系のカードローンという選択肢が残されているからです。(特に、最大手のココとココは群を抜いてお勧め)

ハッキリ言って、“もう後がない” 消費者金融系での審査落ちに悩んでいる人に比べたら、かなり幸せな状況にあると言えます。

Mikasa:ということで、次項からは「銀行系に落ちた人」「消費者金融系に落ちた人」それぞれのケースに合わせて、最もお勧めできるカードローンを紹介していくので参考にして下さい。

銀行系のカードローンに落ちた人

審査に落ちた人

Mikasa:狙うべきは、消費者金融系のカードローン。

ですが、消費者金融系のカードローンであれば何でも良いという訳ではありません。

ゴマンとまでは言いませんが、消費者金融系といっても沢山のカードローンが存在しています。

Mikasa:ではその中で、どういったカードローンを選べば良いか? ズバリ答えは…

“最大手”の消費者金融を選ぶことです。

最大手を選ぶ理由は、非常にシンプルです。

ズバリ、サービスの質や充実度が圧倒的に高く、審査の通過率も一定のレベルで安定しており、そして何よりも、大手ならではの安心感があるからです。

中小に比べ、サービスの質と充実度が圧倒的

Mikasa:例えば、以下のようなサービスは、「大きな資金力」「多数の人員」「高性能のシステム」を持つ大手にしか提供できないものであり、中小の業者では真似の出来るものではありません。

Mikasa:一部、中小の業者でも上記のようなサービスを取り入れているところもありますが、最大手のように全てを取り揃えているところは一つもないでしょう。

審査通過率も一定レベルで安定(銀行の1.5~2倍程度)

Mikasa:確かに最大手と中小の消費者金融で比べた場合、審査の通過率については中小に軍配が上がることが多いです。

ですが、大手が辛いかというと、そんなことは無いのですね。

例えば、銀行と大手の消費者金融を比べた場合、大手消費者金融の審査通過率は、銀行の1.5~2倍も高いと言われています。

Mikasa:実際、プロミスとアコムとアイフルの最大手3社は、カードローンの成約率(契約に至った率)を世の中に公表していますが、その率は概ね45%~46%程度。

アコムプロミスアイフル
2017年9~11月46%46.8%46.5%
2017年12月~18年2月45.4%45.1%46.3%
2018年3~5月44.8%46.4%46.5%
2018年6~8月44.6%45.5%45.8%
平均45.2%45.95%46.27%

※各社マンスリーレポートより
※審査通過後、途中で契約を辞めた人もいるので実際の通過率はもう少し高い
(アコムは「はじめてのアコム」というように一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。)

Mikasa:対する銀行は非公開のため正確な数値は分かりませんが、一般的には20%~30%と言われています。

中小と比べた場合、大手消費者金融の審査通過率は劣りますが、銀行と比べた場合には圧倒的に大手消費者金融が勝つのですね。

ちなみに、大手消費者金融の会員数は年々増加しているため、それだけ多くの人が審査に通過しているという事実もあります。

大手消費者金融の成約率

画像出典:exciteキャッシング比較 – エキサイト
審査が甘いカードローンはどこ?消費者金融大手の利用者数と成約率を調査

最大手ならではの安心感

Mikasa:安心感については、中小の知名度のない業者と比べたら、最大手のプロミスやアコム、アイフルは抜群にありますよね。

雑居ビルに事務所を構えている小さな街金でお金を借りるより、誰がどう考えても最大手の有名どころで借りる方が安心です。

Mikasa:それに、最大手の消費者金融は有名であるが故に、不正や悪事を働く可能性が極端に低いと言えます。

不祥事を起こしてしまったら直ぐにネットで叩かれ炎上する時代です。

また、貸金というナイーブな事業を取り扱っている最大手の会社ですから、その辺りはかなり気を使っていることでしょう。

Mikasa:全国で100万人以上が利用しているというのも安心できる点ですね。

(アコム150万人、プロミス130万人、アイフル80万人)

銀行系に落ちた人にお勧めなのは、この3枚

おすすめのカードローン

Mikasa:はっきり言って、この3枚はほぼんど差がありません。

ですが、前回審査落ちしたのが三井住友銀行カードローンに落ちた人は、プロミス以外を選ぶようにして下さい。

理由はズバリ、プロミスは三井住友の審査代行をしているため、プロミスに申込んでしまうと審査に落とされる可能性があるからです。

Mikasa:あとは、CMの印象や起用しているタレントの好み、自動契約機が最も近所にある、などの理由で決めてもらっても良いでしょう。

プロミス

プロミス
実質年率 4.5~17.8%
限度額 500万円
審査時間 最短3分
融資時間 最短3分

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アコム

アコム
実質年率 3.0%~18.0%
限度額 800万円
審査時間 最短20分
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消費者金融系に落ちた人

審査に落ちた人

Mikasa:狙うべきは、当然、消費者金融系のカードローンですが、見るべきはやはり審査通過率ですね。

具体的には、直近の平均値で最も勝っているのは、アイフル(46.2%)。

次は、プロミス(45.9%)で、3番目が、アコム(42.2%)ですね。

Mikasa:大した差じゃない?

いえいえ、実は表面的には分かりませんが、実際には意外と差があると言えます。

Mikasa:というのも、アイフルと他の2社を比べた場合、知名度は、他の2社が圧倒的に勝っています。

(それぞれの利用者数→アコム150万人、プロミス130万人、アイフル80万人)

その為、ユーザーの行動として最も多いと予想されるのが、最初にプロミスかアコムに申込み、それに落ちたらアイフルに申込むというパターンです。

つまり、アイフルは、プロミスかアコム(もしくはその両方)に落ちた人が申込んでいる割合が高く、そういった不利な状況でありながらも46.2%という高い審査通過率を誇っているのです。

言い方を変えれば、プロミスやアコムで落ちた人でも通っているのがアイフルであって、実質的な審査通過率はアイフルが頭一つ抜け出しているのが現実だと言えます。

Mikasa:実際、当サイトが独自で行っている口コミ調査(約400件)でも、「他のところは落とされたが、唯一アイフルだけ通してくれた」というものがいくつか見られるため(プロミスやアコムにはそういった口コミがない)、この分析はあながち間違いではないと思います。

具体的に何%の違いがあるのか? は分かりませんが、審査通過率を優先してカードローンを選ぶ場合には、アイフルを選択するのが賢い選択だと言えます。

アイフル

アイフル
実質年率 3.0%~18.0%
限度額 800万円
審査時間 最短18分
融資時間 最短18分

テレビCMや街中の広告でおなじみのカードローンで、最短18分融資も可能。周囲にバレないための工夫を色々してくれる、利用者に寄り添ったカードローンです。利便性も高く、満足度に定評のある消費者金融です。

  • 勤務先への電話連絡は原則なし
  • 1秒診断で事前にご融資可能か分かる
  • はじめてなら最大30日間の利息が0円
  • WEBで完結なので郵送物は一切なし
※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

公式サイトはこちら

大手消費者金融に落ちた人

Mikasa:残念ながら大手消費者金融である「アイフル」や「プロミス」「アコム」に落ちてしまったという人も一定数いると思います。そんな人は次の段階として中小の消費者金融を考えてみるのも手かもしれません。

サービスの充実度は大手消費者金融に少し劣りますが、大切なのはお金を工面すること

Mikasa:ただ、知名度のない中小の消費者金融に申込をするのは少し抵抗があるという方は、「中小の消費者金融29社を一覧でご紹介【安全な業者と闇金を区別する方法も解説】│マネットカードローン」を参考にしてみてください。別のサイトですが、安全な中小消費者金融の一覧が紹介されています。

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