【小物はシビア】フェリシモのミシン講座第4回目はバイアステープ処理
この飽き性の私が、なんとフェリシモのミシン講座を第4回目まで順調にこなしている。
いやすでに2年放置している時点で順調も何もないわボケって感じか。
ということで、今回は、
フェリシモのミシン講座第4回目
を四苦八苦しながらやった、というお話です。
第4回目のテーマは「バイアステープを使う」
・・・きっと今後もう縁がないだろうなって思っていたバイアステープ。
だって細かすぎて面倒なんだもん!
もう二度と関わらないだろうなと思っていた高校生の自分よ、なんと今になって関わることになったぞ!
しかも、バイアステープを使ったラブリーなポーチとティッシュケースの作成だ。
きっと自分から積極的には選ばないだろう色・柄・ラブリーな感じ・・・。
それでは、指に待ち針何度もさして流血しながらがんばった第4回目の様子をご覧ください。
第4回目の課題は「バイアステープを使う」
高校の家庭科の授業以来、「バイアステープ」という言葉から随分離れていた気がする。
しかし、ここに来て、
第4回目の課題が「バイアステープを使う」
だからね、これは運命だろう。
ということで、第4回目の教材はこんな感じ。
花柄の布・無地の布・接着芯・バイアステープ(花柄)・ホック
今回は普段きっと積極的には選ばないであろうラブリーな小花柄しかもピンク系だ。
そして、課題作品がこれまたラブリーなポーチとティッシュケースという、お嬢様的な小物類というね、ふふふ。
さて、今回はテキストと共に型紙がついているのも特徴のひとつ。
こういうカーブがあるものは型紙があると楽チン、自分で測定して印付けていくのは結構難しいからね。
では、早速作り始めよう。
課題1:ティッシュケースを作ろう!
まずは、直線縫いだけでできる(はずの)ティッシュケースから作ってみよう。
最初に無地の布地を規定サイズにカットする。
両端にバイアステープを待ち針で打ち、折り目に沿ってミシンをかける。
ミシンをかけたらバイアステープで表側に包み込み、端から2㎜の位置でステッチをそれぞれかけよう。
ティッシュケースの形になるように折ったら、待ち針で固定する。
両端にミシンをかけて、ティシュケースの形にする。
さあ最後のステップだ、両サイドを再びバイアステープでくるんでミシンをかけよう。
できたぞ、バイアステープが重なって厚くなった部分はミシン進みにくかったけどできた!
早速この前もらったか〇ぽ生命のティッシュを入れてみよう。
うむ、本体が無地だからバイアステープの柄が生きている感じになった。
これなら普段使いにいいかもしれないぞ!
課題2:ポーチを作ろう!
ティッシュケースは何とかできた、次はメインとも言える、
ポーチを作ってみよう
ポーチはさすがに心配、なぜなら作業が超細かいから。
そして地味に作業ステップが多いんだなー・・・まあ勢いでレッツゴー!
まずは、型紙に沿って花柄の布・無地の布をそれぞれカット。
おっと、花柄の布はカットする前に裏に接着芯をあらかじめアイロンで貼っておこう。
まずは、袋部分の布地のダーツ部分をミシンで縫って丸みを・・・これは・・・にゃーん・・・。
2枚を合わせて待ち針を適宜打って、にゃーんにゃーん・・・。
にゃーんをしつけ縫いで合わせたら、上部にバイアステープをミシンで縫いつける。
ポーチの背とふたに当たる楕円の布も、花柄の布と無地の布を合わせてしつけ縫いしておく。
にゃーんと合わせて再度しつけをしよう、位置がずれないように注意しよう。
しつけが終わったぞ、ひとやすみひとやすみ。
ひとやすみしたら、バイアステープで周辺をぐるっと囲んで待ち針を打ち、アイロンでカーブをなじませる。
待ち針をバイアステープを開き、折り目に沿って縫いつけ、外側に向かってくるんだら再度待ち針を打つ。
しつけ縫いをして落ち着かせ、ミシンで内側から2mm程度のところをゆっくりと縫う。
待ち針をはずしたら、バイアステープの浮きをぐるりとまつり縫いして留める(地味に一番大変)。
さあ、最後にホックを縫い付けて、完成だ!
ミシン縫いより手縫いしている時間がはるかに長かったけど、やっとできたぞラブリーポーチ!
このポーチには、いつかのリンネル付録のムーミンネイルを入れよう。
ラブリーなポーチとティッシュケース、これからガンガン使い回そうぞ。
あとがき:小物はキレイに作るのが大変なんです!
小物だから簡単にできるよねと思うのは、本当にナンセンスだ。
むしろ、小物のほうがはるかに手間がかかる上にでき上がりがシビアだと再認識した。
「小物だから、材料費もかからないし作業量も少ないよね?」なんて言ってみ?
有無を言わさず張り倒したいね。
なんて、正直ミニトートバッグを作った第3回目の課題より楽にできるかもと1%ぐらい思っていた自分も恥じたい。
全然楽じゃなかったし、何度も待ち針刺して泣いたし。
世のハンドメイド作家さんが小物類をピシっとキレイに仕上げる技術と手間を侮ってはいけない。
素人が何とかやってみましたレベルでは、恥ずかしくて値段など付けられない。
こうして改めてプロの作家さんたちを尊敬した、フェリシモのミシン講座第4回目なのでありました。
次々に今まで知らなかった素敵作家さんの作品ツイートが流れてきて眼福すぎる
— よつば (@4leafclover7) November 6, 2018
プロの作家さんたちの足元には及ばないけど、ものを作る喜びは尊いよ。
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肝油ドロップ愛好家